2006年07月30日

MUSASHI -GUN道- 第12話「猿飛佐助」

 ガン鬼の銃に心を乗っ取られて鬼と化した小早川秀秋。何とか彼を元に戻すべく奮闘するムサシ一行。
 一方、壊れたカラクリ兵の信号をキャッチし、隠れ城へ向かう荼毘の字。そこにヤシャが現れ――


 前回、姿まで鬼と化した小早川秀秋ですが、今回の冒頭から何事も無かったかのように人の姿に戻っておりました。さすがMUSASHI、高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変な対処をしているぜ!

 というわけで、今回は謎の外人荼毘の字の正体が明かされました。
 その正体はなんと「レオナルド・ダヴィンチ」だった!
 しかもアヤカシと関わりがあった!
 その上、パラレルワールドについて言及している!
 そして、荼毘の字が連れていた佐助は、十勇士の猿飛佐助がヤシャの力によって変身させられていたのだった!

 などと衝撃的な事実が数々明かされたのですが、それよりもなによりも、今回は錯乱した小早川秀秋のアクションが秀逸すぎて、これらの新事実とか比較的どうでもいいです。

 めちゃくちゃに腕を振り回し、銃を乱射する小早川。銃口とはまるで無関係の方向に飛び出す弾丸。カクカクと90度づつしか稼働していない小早川の腕。振り返った瞬間に顔のみ巨大化したり。
 これら人間の常識を越えた描写というのも、ガン鬼の銃の力により、もはや小早川が人でないものに変じてしまったということを端的に示している演出と解するのが妥当でありましょう。

 そして、そのめちゃくちゃな弾道を四つんばいのままジャンプ――いや、浮揚して避けるムサシ。こちらの異常なアクションも、ムサシがすでに鬼の力に侵されはじめている事を暗示しているのかも知れません。

 ユメ姫のちからにより、ガン鬼の銃の奪取には成功しますが、ヤシャによって小早川は連れ去られてしまいます。荼毘の字も発明のためにヤシャと共に江戸へ。そして残された猿飛佐助はニンジャ太郎の色違いだった――。

 衝撃的な内容も霞んでしまうGUN道アクション。
 演出の冴えは留まるところを知らず、更なる高みへ。
 アニメ史に新たな一頁を記すことは間違いない怪作の今後に大期待!
 落丁でも乱丁でも一頁は一頁!
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2006年07月22日

MUSASHI -GUN道- 第11話「城盗り勝負」

 小早川秀秋にさらわれたユメを救い出すために、石田三成の隠れ城で城盗り勝負をすることになったムサシと真田幸村。
 凶悪な仕掛けに苦労しながらも天守閣を目指すが、ムサシはその途中で秀秋の罠に嵌り、ガン鬼の銃を奪われてしまう。
 自分を幽閉した豊臣幕府の人間に復讐をしようとする小早川秀秋。しかし、ガン鬼の銃を手にした彼は鬼へと変じてしまうのだった――


 相変わらず絶好調の作画で視聴者を鷲掴みのGUN道。
 常にむくれているか引きつっているかしている美少女(という設定の)カグヤとユメに乾杯。

 吊り天井やギロチン、飛び出す槍にカラクリ武者とお約束のギミック満載の隠れ城。トラップの度に
「ここは私に任せて幸村様は先へ!」
 と少年漫画的自己犠牲精神を遺憾なく発揮する真田十勇士の面々。
 それにしても三好晴海入道の金棒捌きは何度見ても素晴らしい。

 しかし、「幸村様、天守閣は上でございます!」
 ってなにを当たり前の事を言っているんだ、霧隠才蔵。

 併走するムサシとロウニンのポンチ具合も素晴らしかったですが、今回の見所は、何と言っても鬼になってしまった小早川秀秋でしょう。

 ガン鬼の銃を手にし、ムサシと同じように「ガン鬼空間」に引きずり込まれた秀秋。その試煉を克服できず鬼と化します。
 外見も以前の面影を全く失い、すっかり鬼となってしまった秀秋。
 その姿のまま、ユメとカグヤの前に登場。

「小早川様!」

 と、半笑いで迎えるユメ。この姿でなぜ小早川秀秋とわかるのでしょうか。

「安心できないようね……影を見て」
「あっ、角が……」
「まさか、ガン鬼の銃で鬼に……」

 いや、影なんか見なくても、あなた方の目の間にこれ以上ないくらい鬼の姿があるじゃないですか! それ以前に影なんか描かれて無かったぞ!

 そんな感じでますます冴え渡るGUN道演出。
 もはや常識では語れぬGUN道ワールドに酔い痴れろ!
 
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2006年07月16日

MUSASHI -GUN道- 第10話「真田十勇士」

 ムサシ達の前に現れた真田幸村は、ユメ姫を渡すよう要求する。
 それを断ったムサシ達だが、突如登場した真田十勇士の根津甚八、三好晴海、霧隠才蔵の三人と戦闘になる。

 気絶したままのユメを連れてその場を離れたカグヤ。そこへ隠れ城に幽閉されていたはずの小早川秀秋が姿を現し、カグヤらと同行することに。
 その行く先には幸村が待ち受けており、カグヤと幸村の一騎打ちに。

 しかし、秀秋の不意打ちにより幸村は昏倒。
 礼を述べるカグヤ。しかし秀明はそれも殴打。
 ユメを連れ去った秀秋は、幸村とムサシ達に城盗り勝負をするよう言い残した――


 MUSASHI節全開の作画で、全国10万人のMUSASHIファン大満足となったこの10話。
 喜怒哀楽を超越した凄まじい表情、他に類を見ない晴海入道の金棒の使い方、同一シーンの繰り返しを多用した演出など、見所満載。
 全てのアニメは道を空けろ!

 さて、今回から登場となった真田十勇士。
 何もない虚空から突如出現するシーンからしてインパクト満点。
 どう見ても盗賊面の根津甚八、金棒ダンスを踊る三好晴海、手裏剣っぽいものを投げる霧隠才蔵。
 これらの面々がコマの途中を省いたかのようなダイナミックなアクションで動きまくる様はまさにスペクタクル。

 十勇士のうち、まだ3人しか登場していないのにこのインパクト。
 このレベルの猛者がまだ7人も控えているなんて全く恐ろしい限りです。


 そして特筆すべきは小早川秀秋が真田幸村に不意打ちをする場面でしょう。

 秀秋にユメを托して幸村と一騎討ちに突入しようとするカグヤ。
 前口上が終わったあと、なぜか幸村の後ろに悠然と立っている秀秋。おもむろに刀を振り上げ――

 そのまま峰打ち。

 えええ!
 幸村気付いてなかったの?! 位置関係的に後ろに回られたら分かるじゃない!
 
 いや、ここは関ヶ原で最大の武勲を立てた小早川秀秋です(MUSASHI世界で)。
 相当な使い手と見るのが妥当でありましょう。
 幸村に気付かれぬうちに背後に回り、殺気を一切さとらせることなく峰打ちを喰らわせることが出来たのは、彼の技量が常識の域を超えているということを表す演出であったと解釈するのが妥当と言えましょう。


 来週は城盗り勝負。ムサシの本業が城盗りである、ということが11話目にして初めて活きます!
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2006年07月09日

MUSASHI -GUN道- 第9話「月の巫女」

 秀忠の話によれば、関ヶ原で西軍が勝利し、徳川が没落したのは偏に霊力を持つカグヤを豊臣が保護していたからに他ならない、という。
 それでカグヤを殺そうとする秀忠。
 その時、絹を裂くような乙女の悲鳴が。
 ムサシ達が向かった先には、真田幸村一行に追われる夢姫がいたのであった。


 DVD-BOXも発売され、世間はまさにガン道フィーバー。
 先日、秋葉原を見て回りましたが、どの店を見ても置いていませんでした。
 どこもかしこも売り切れであった、そう解釈する以外にありません。
 その注目度は「ハルヒ」以上であると言えるでしょう。


 さて。
 本当の歴史とGUN道世界の歴史について言及され始めました。

 「本来あるべき江戸の姿」を家康に見せたヤシャ。家康はそれに心を動かされ、ヤシャの提案に乗ることに。強大な力を得ることができると言われ、青汁を飲んだ家康は醜悪なアヤカシ・リョウゲンへと変じてしまいます。
 秀忠はヤシャに斬りかかりますが、相手になりません。

 ここで、秀忠の抜いた刀はまるでナイフのように短いのですが、城中での取り回しを考えた物である、と解するのが妥当でしょう。
 次のシーンでは普通の太刀になっておりますが、このことは、秀忠の持つ刀が持ち主の心情を反映するスーパーウェポンであり、本当の江戸の姿と、アヤカシに従うことへの心の動揺を反映しているのではないか、と考えられるかも知れません。

 ヤシャは関ヶ原で東軍が勝つはずだったのに西軍が勝利を収めたのは月の巫女であるカグヤ姫の霊力のせいであると語り、それ故に秀忠はカグヤに刃を向けたのでありました。

 牛車内のカグヤに刀を突きつける秀忠。
 前回は秀忠が上から刀を突きつけておりましたが、今回は秀忠が下の方から刀を突きつける形になっておりました。
 これはカグヤが月の巫女という強大な霊力を持つ存在であるということが語られ、それを信じるか否かに関わらず、登場人物達の中でカグヤの存在感が大いに増した事を表している演出であると見るべきでしょう。

 そんな状況の中、腕に覚えのあるカグヤは牛車を飛び出し、斬りかかってくる秀忠をあしらいます。

 この時、秀忠が刀を振り下ろす前と、振り下ろした後のカットで服装が変化しているシーンがあります。

musashi0708.jpg

 振り下ろす前は羽織袴の立派な姿、振り下ろした後は野武士のような格好です。
 これも秀忠の心中の動揺、つまり貴人であるカグヤを斬ることへの逡巡という武士らしい心境と、徳川家を破滅させた憎い人間を叩ききってやりたいという野蛮な心がこの姿には反映されていると見て間違いありません。

 一瞬の変化にも心憎いばかりの演出が込められたGUN道。その素晴らしさを垣間見ることができる屈指の名シーンと言うことができるでしょう。

 また、カグヤと秀忠が争っているその時、幸村一行から逃げ出した夢姫とムサシの出会いが。
 竹林を掛ける夢姫。揺れる画面の端の方で、竹の上端が描かれておりません。
 画面に治まっていなかった部分は描かず、その画面を揺らしたために描いていなかった部分が画面に入ってしまった――穿った見方をすればそう見ることも可能かも知れません。
 しかしここは必死に逃げる夢姫が、逃げる前方にばかり気を取られて視界が狭くなっている、ということを一人称視点的に表した斬新な演出である、と解するのが妥当でありましょう。

 夢姫を保護した武蔵と対峙する真田幸村。
 そこへカグヤが追い付いてきて――

 次回は真田十勇士も登場し、ますます目が離せないGUN道。
 DVD-BOXを買って、繰り返し見直すのもオツなものではないでしょうか。
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2006年07月02日

MUSASHI −GUN道− 第8話「兆し」

 大阪城外へ散策に出たカグヤとダンジョウを襲うカラスのアヤカシ達。
 数で押してくるアヤカシに押され、ついにカグヤは連れ去られてしまう。
 一方、東を目指して旅するムサシ達の前に徳川秀忠が現れ「家康を殺して欲しい」と依頼してくるのだった――

 「みんな忘れていると思うが――」というダンジョウのナレーションから始まる第8話。
 ですが、8話も「GUN道」見続けているような人間が、あのインパクトの強すぎるフェイスと、ヤシャの顔面に決めた見事な跳び蹴りのダンジョウさんを忘れているはずが無いと思います。

 さて。
 カラスのアヤカシに襲われ、逃げるカグヤとダンジョウ。
 逃げ切れないと悟った二人は戦いを決意します。
 馬から垂直に飛び上がってパンチとキックの肉弾戦でカラスをたたき落とすカグヤ。

 すげえ、あの姉さん落ちながら戦ってるぜ!

 ――と言いたくなるような素晴らしい空中アクション。まるで舞空術。
 1話で武力の高さを窺わせたカグヤでありましたが、まさかこれほどとは。
 相当の使い手であることは間違いありません。

 カグヤの戦いぶりを見て驚くダンジョウ。その口元からは特徴的な口髭が消えておりました。次のカットでは生えておりましたので、ダンジョウのこの口髭は付け髭ではないかと思われます。驚きのあまり、付け髭が取れてしまった、そういう演出と解するのが妥当でありましょう。

 また、ダンジョウの振り回す刀が、時折諸刃の剣に変化しておりますが、これはダンジョウの刀も、第一話から見られるような所謂「状況に応じて形状を変化させるスーパーウェポン」であると考えれば何の問題もありません。

 一方、東を指して旅するムサシとロウニン。
 「独眼竜、伊達政宗の城を盗るぜ!」
 といきなり目的を見失った発言をします。

 そこに現れたのが、ものすごい雑魚顔をした徳川秀忠。
 アヤカシと化した徳川家康を討って欲しい、とムサシに依頼しますが、そこに突然牛が繋がれていないのに走り回る牛車が!
 アヤカシだ! と叫ぶムサシ一向。

 一瞬、牛が見えなかったのはGUN道流の「演出」ではあるまいか、と思ってしまいましたが、そんなことは無かったようです。

 ガン鬼の銃を使ってあっさり暴走牛車を無力化したムサシ。
 その中には気を失ったカグヤが囚われておりました。

 そのカグヤを目にするや否や「お命頂戴仕る!」と刀を突きつける秀忠。
 何にもしないでそれをぼうっと眺めているムサシとロウニン。
 おいおい、誰も止めないのかよ、とツッコミを入れそうになりますが、このシーンはあまりに突然の事で二人が反応できていない、と見るのが妥当でありましょう。

 そして刀を突きつけた秀忠と目を覚ましたカグヤを大写しにしつつ次回へ――

 ますます「演出」が冴え渡るGUN道。
 その伝説はより大きく、より語り継ぐべきものへとなっております。
 この伝説の目撃者は幸いでありましょう!
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2006年06月25日

MUSASHI −GUN道− 第7話「ガン鬼の地」

 「ガン鬼の銃」の力でアヤカシ女王蜘蛛を倒したムサシ。
 しかしタクアンの話ではこのままでは遅かれ早かれムサシは鬼と化してしまうという。
 ガン鬼の銃は二丁で一つ。
 今ムサシが手にしている「ガン鬼の天」と対になる「ガン鬼の地」を手に入れ、銃の中に眠る鬼の力を中和しなければならないが、その「ガン鬼の地」の所在は不明であるという。
 その手がかりとして、荼毘の字が嘗て「ガン鬼の天」を手にし、鬼と化した男の話を始める。
 その男とは明智光秀。本能寺の変はそのガン鬼の銃の力によって成し遂げられ、「ガン鬼の地は月にある」という言葉を残していったのだった――



 ガン鬼の銃に天と地とがあることが示され、ムサシ達の旅の目的が再度与えられた形になったわけですが、ガン鬼の天が赤い装飾が施されていたから、ガン鬼の地は黒い装飾が施されているだろう、と予測しておきましょう。赤と黒のエクスタシー。

 今回の話で最も注目すべきは何と言っても明智光秀の登場でしょう。
 ものすごいパワーファイター面で、ヌワハハハとか笑う光秀。
 
 ガン鬼に乗っ取られた彼の力は凄まじく、撃鉄を起こさずに弾を撃ち、まるで途中のアニメを抜いたかのようにカクカクと瞬間移動する腕で近寄る兵達を次々に撃ち倒して行きます。
 もちろん、アニメの枚数が少ないからこういう動きをしているのではなく、ガン鬼の凄まじさを演出をしているがためにこういう表現になっていることはここを読んでいる皆さんには既にお分かりの事とは思いますが。

 ガン鬼の地は月にある、とのヒントをもらって再び旅に出るムサシ。
 時を同じくして、大阪城のカグヤ姫が城の外に。

 それを見つめる不気味な人影。
 大ガラスのアヤカシへと変じ、ヤシャにカグヤの動向を報じます。

 この大ガラス、飛び立つと時も空にある時も全く羽ばたきません。
 まるでVTOL機のような挙動で飛び立ちますが、これもアヤカシの恐ろしさを描いた演出であると言えましょう。
 決して、動画枚数が足りていないわけではありません。

 というわけで、小早川秀明、真田幸村に続いて、明智光秀まで登場し、本能寺の変の真相まで語られ、その面白さが加速度的に増していく空想歴史アクション大作、「GUN道ムサシ」。
 全く以て目が離せません。
posted by 凡鳥 at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

「MUSASHI −GUN道−」第6話 「牢獄と夢と」

 関ヶ原西軍勝利の最大の功労者と言うべき小早川秀明はどこかの城の地下牢に幽閉されていた。
 解放を訴え続ける彼に、隣の牢に幽閉されている少女、夢姫が語りかける。
 彼女は未だ会ったこともないムサシの活躍を夢に見るのだと言う――


 というわけで、今回の「MUSASHI −GUN道−」は、夢姫の語りの形を借りた総集編であります。

 ええっ、6話目にしてもう総集編!? などと言ってはいけません。
 つい最近大きなヒットとなった「ガンダムSEED DESTINY」を思い出して下さい。
 あの作品だって何度も総集編をやっていたではありませんか。
 過去に張られた伏線の確認や、一見さんでも視聴開始し易いように、という心憎い配慮であります。

 さすがGUN道、視聴者に対する配慮が濃やかです。 


 そんな総集編ぽい今回の話ですが、そればかりではありません。
 夢姫の語りにより、ムサシの本業である「城盗り」の様子が語られます。

 城に忍び込んで、財宝を奪い取るムサシの勇姿が――

 ――ええと、単なる盗賊?

 そうか、一人で城を落とす達人じゃなかったのか……。
 「城をとる話」じゃなかったのか……。


 そんなこんなで夢姫はヤシャとの戦い、タクアンとの出会い、女王蜘蛛との戦いなど、これまでのムサシの活躍を小早川秀明に語ります。
 そして秀明は一言

「なぜ後ろに月が?!」

 夢姫語りシーンで背後で皎々と光っている月に疑問を投げかけます。
 それを黙殺して語り続ける夢姫。無視かよ!

 月が出ているのは演出なのか、はたまた不思議の力で実際に見えているのか、判然としませんが、「なぜ月が?!」の台詞の時に秀明の口が動いていない事からここは秀明の心中の台詞と見ることも可能でしょう。
 しかし、GUN道スピリッツから鑑みるに、ここは秀明が腹話術の達人であると考える方が妥当でしょう。

 そして、夢姫の語りが終わったあとに夢姫を牢から救いに現れた人物。
 その胸には六文銭の――

 ますます目が離せない今期最高の話題作「MUSASHI −GUN道−」!
 未見の人は総集編の今なら遅くありません。
 さあ、伝説の生き証人になろう!

 →Gyao「MUSASHI −GUN道−」
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2006年06月10日

MUSASHI −GUN道− 第5話 「鬼の道」

「ガン鬼の銃」を手にしたムサシは、その中に眠る鬼の力と戦い始める。
 ムサシは最高の力を手に入れるのか、それとも鬼に成り果ててしまうのか――

 女王蜘蛛という強敵を前に、ムサシの成長に焦点が当たり、ますます目が離せなくなってきたGUN道MUSASHI。
 少しでも目を離すと一気に成長してしまうので油断するな!

 さて。
 ガン鬼の銃を手にしたムサシは、精神世界(?)で銃の中に眠る鬼と戦いを繰り広げます。そこはどんな傷を受けても死にはしないけれど、痛みは現実と同じに感じる世界。
 銃を撃つものは撃たれる者の痛みを知らぬ、と鬼は言いますが――

 取り敢えず、足場も壁もなく、ただ梵字と曼荼羅がグルグル回り続けている空間でのバトルとなります。これを仮に「ガン鬼空間」とでも名付けておきましょう。

 このガン鬼空間、一見上下左右四方八方何処へでも動けそうですが、ムサシ達の動きは、まるでそこに壁や足場が有るような動きです。尻餅を付き、撃たれれば倒れます。
 これは表現力が云々、というべきものではありません。ここは文字通り、ムサシの武術が「地に足がついた」ものであることを示していると解するのが妥当でしょう。

 さすがはGUN道、ちょっと上手いことを言う。


 さて場面は変わり現実世界。
 ムサシがガン鬼の銃からの侵食に耐えている間、坊主達は縛られたままで、女王蜘蛛も何もしておりません。何やってんだよ! とツッコミを画面に入れた瞬間。

「思わず手を休めていたでありんす」

 と女王蜘蛛。セルフツッコミまでこなすとは恐れいります、GUN道。

 しかし、そのセルフツッコミ直前に注目!
 カメラが寺を上へ上へと映し、屋根に至ったところで

 女王蜘蛛の隣にガン鬼空間に居るはずの鬼が立っております!
 アレは精神世界の話じゃあ無かったのか?!

 次のカットでは鬼は消え、ヤシャが登場しますがまた次のカットではヤシャの立ち位置に鬼が描かれていたりと、まさに神出鬼没。

 鬼の不可解な登場と消失。これは、精神世界にありながら、伝説の武器に宿る魔物として現実世界に影響を及ぼしてしまう程の力があるということを表す演出とみて間違いありません。

 また、ガン鬼の銃を知っているのですか、という蜘蛛の問に対してヤシャが答えた「知っているも何も……」という意味深な台詞。
 この台詞とヤシャと鬼がカットごとに入れ違って現れている現象を無視することは出来ません。重要な伏線と見るのが妥当でありましょう。
 以上見てきたように、キャラの書き間違いなどと言う初歩的なミスでは断じてあり得ないのです。
 さすがGUN道。意表を突いた演出で見る者をガッチリキャッチ。


 他に今回の見所としては、蜘蛛の糸に襲われるムサシの所へ「そいつを届けてこい! それでも忍者猿か!」と怯える佐助を叱咤して行かせるくせに、その直後
「今はただ見守るしかないのだ……」
 と言い出すタクアン和尚でしょうか。
 この厳しさが和尚の求道者としての強さを表しておりましょう。


 ちなみに、今回はニンジャ太郎のあらすじ説明もありませんでした。
 これは精神世界がメインとなった話であるが故に、いくら忍者でも、そこまで付いていくことができなかったため、と解するべきでありましょう。
 さすがGUN道、細かい所まで設定が行き届いております。
posted by 凡鳥 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月04日

MUSASHI −GUN道− 第4話「ガン鬼の銃」

 このブログへの検索単語上位が「GUN道」、「MUSASHI」、「スタコラサッサだぜ」、「賢者の舞」など、MUSASHIワードで占められつつある今日この頃です。アクセスの半分近くがMUSASHIの感想ですよ! GUN道パワー、恐るべし!
 さて、第4話は――

 アヤカシ女王蜘蛛に苦戦を強いられるムサシ達。女王蜘蛛に勝つためには「ガン鬼の銃」が必要だと言う。
 しかし、ガン道を究めた者以外が使用すれば身を滅ぼすというその銃を使わせるわけにはいかないというタクアン。
 女王蜘蛛の攻撃が苛烈さを増し危機が迫り、ガン鬼の銃の封印は――


 というわけで、危機的状況の中でも一層鋭さを増すGUN道アクション。
 ひと癖あるカラクリ屋の親爺、荼毘の字も本格的に登場し物語は更に華やかに!

 今回から冒頭に前回までのあらすじが入るようになりましたが、そのナレーター役はニンジャ太郎。
 前回も今回も画面には一切登場していないニンジャ太郎ですが、やはり前回の感想で申し上げましたように、彼は忍者ですので見えないだけでムサシの側に控えていると見て間違いないでしょう。
 ニンジャ太郎、貴様見ているな!

 さて、前回からの続きでデスペラードの体を操り攻撃してくる女王蜘蛛。
 蜘蛛にはムサシの陰陽弾もロウニンのメイレツ(命烈?)剣も通じず、また、デスペーラードを傷つけるわけにも行かず苦戦します。
 この時に、弾倉に込められた弾数よりも銃の連射が利いている、などということは最早驚くには値しないでしょう。
 状況に合わせて変形し、使用者の理力を反映するスーパーウェポンであるこれらの銃。
 弾を込める作業とは実際に機能的に必要なのではなく、これは儀式であり、概念武装であるに違いありません。

 恐ろしきはGUN道。その武器に窮り無し。


 その苦境に登場するのがカラクリ屋の親父である荼毘の字。
 武蔵にエンカボウ弾(炎火暴弾?)を売りつけます。

musashi04.jpg


 このエンカボウ弾、火炎放射のように強力な炎を吐き出し、女王蜘蛛の糸を断ち切ることに成功しますが、その熱でムサシの銃はドロドロに溶けてしまいます。
 その溶けた銃を拾うムサシ。
 鉄が溶けるほどの熱を発したものを拾うなんて! などという突っ込みを入れてはなりません。
 そう、ここはムサシはその高熱にも耐えうる屈強の男であるということを示すと同時に、その高熱をも省みず拾おうとするほどの愛着があったという演出でもあるのです。

 恐ろしきはGUN道。鉄をも溶かす熱き心。


 また、ここで注目すべきは荼毘の字が乗ってきた馬車でしょう。
 店舗に変形したり、馬車に変形したりと、実にカラクリ屋らしきギミック満載の馬車ですが、ムサシにエンカボウ弾を渡すシーンでは、馬車ではなく、ボロっちい台車になっております。
 そうです、ここも作画ミスなどではありません。ゴテゴテとしたカラクリが一瞬にして簡素な台車になっている。
 荼毘の字が扱うカラクリがいかに優れているかを一瞬で表している見事な演出と解するべきでしょう。

 そして、女王蜘蛛の攻撃が始まると、防御形態に変形するカラクリ馬車。
 その内部から外を見下ろす荼毘の字。
 豆粒のような人々が見えます。

 一体どれだけスケールが狂ってるんだよ、という突っ込みを入れてはなりません。
 そうです。ここは実際にカラクリ馬車が巨大化していると考えるのが妥当です。
 物理法則を超えたかのような超絶的変形機構を擁する荼毘の字の馬車。

 それまで女王蜘蛛がこの馬車を狙っていなかったかのようにも見えますが、これは女王蜘蛛が阿呆なのでもなく、アクションを省いているからでもなく、この変形機構を用いて荼毘の字が蜘蛛の攻撃をかわしていたからであると考えるべきでしょう。

 恐ろしきはGUN道。アクション要素の見せ場のひとつである「変形」さえ、さわりだけ見せて温存しておくその余裕。


 そしてピンチになって遂に解かれるガン鬼の銃の封印。
 封印されていた場所は、なんとタクアン和尚の左腕だった!
 タクアン和尚の左腕は義手だったのです!
 今まで自在に動かしていたのに義手だったなんて!
 さらりと流していますが、ここは「MUSASHI」の世界が実は非常に高度な技術力を備えていることの伏線と見て間違いありません。

 恐ろしきはGUN道。サイバネティック!


 留まるところを知らないGUN道アクション。
 現在進行形の伝説。
 この作品を見られる時代に生きていることの幸福!
 毎週土曜のGyaoの更新が待ちきれません。




 また、次回予告でムサシが

「何だ?! このヘンテコな世界は?!」

 と言っていますが、これは次回に実際に変な世界に行く、と見ることもできますが、同時にムサシがこの作品そのものについて言及していると見るべきでしょう。メタ要素も入れるとは!
 一体どれだけ多くの要素を盛り込んでいくつもりなのか。全く恐ろしい作品であります!

posted by 凡鳥 at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月28日

MUSASHI −GUN道− 第3話「タクアン和尚」

 タクアン和尚の腕前に惚れ込み、弟子入りを願って大徳寺に居座るムサシ。
 しかし、和尚は昔コジロウと決闘して敗れたため、ガン道は封じたと言って取り合わない。
 そこにムサシを仇と狙う女、デスペラードが現れて――

 ヒゲのダンディなおじさまとして登場したタクアン和尚。彼を加えてますます冴え渡る「GUNアクション」に、もう目は釘付けであります。


 相変わらず、僧達の訓練風景がまるで前衛舞踏のように見えますが、作画がおかしいわけではなく、仏の教え、或いは禅マインドを取り込んでいるため舞踏に通じる動きとなっているのです。

 GUN道、その深い含蓄。


 前回登場したはずのニンジャタロウの姿が早速見えなくなっておりますが、これが脚本の不備でないことはもはや自明です。
 そう、彼は忍者。姿を隠してムサシの側に隠れているのです。見えないだけで、常に近くにいるのです。

 GUN道、それは深く静かに。


 コジロウに敗れたためにガン道の修行とタクアンの名を禁じられて「シバヅケ」を名乗る和尚。それ故にムサシの弟子入りの願いは聞き入れられぬ、と頑として断ります。

 しかし、山門にデスペラードが現れたと聞くや、出向いていってタクアン和尚を名乗り、何の逡巡も無くガン道奥義「賢者の舞」なる技を繰り出すのです。

 おい、タクアン! あんたそれ禁じられるってさっき言ったばかりじゃないか!

 とツッコミを入れたくなりますが、それは早計であると言わざるを得ません。
 達人であるタクアンは、この時既にデスペラードがアヤカシに操られていることを見抜いていたのです。一刻の猶予もならないと判断したタクアンはデスペラードを助け、寺を守るために自ら禁を破ることを選んだのです。
 この時彼の心には大きな葛藤があったはず。それを微塵も外には見せず、寧ろ喜々として臨んでいるようにさえ見えるタクアンの男気に感じ入るばかりです。

 GUN道、それは背中で泣いてる男の美学。

gundounomai01.gif



 タクアン和尚の「ガン道の舞」、その優美にして凄まじいまでの破壊力を持つ技により、デスペラードを操っていたアヤカシ「女王グモ」が姿を現します。人を拘束し、操るその魔糸の前にムサシ達は苦戦します。
 この魔糸、カット毎に色や太さが全く異なっており、時には糸が見えないのに人だけ縛られていたりします。
 これも作画の質が低いとの一言で片づけるべきものではないのです。

 この女王グモ、雷電ばりの説明口調で直前にタクアンが説明したように、元はお釈迦様の元にいた極楽のクモ。
 瑞雲が「五色の雲」と表現されることにちなんで、このクモも様々に色が変化する糸を吐いているのです。そのダイナミックな色調を表現するために、敢えてカット毎に一見バラバラとさえ感じされる太さや色の表現をしているに違いありません。

 GUN道、それは仏界へも通じる道。

 また、この第3話では全編にわたって、キャラクターの輪郭の周囲にまるでフォトショップで範囲選択をした時に残ったようなジャギというか境界線が見えていますが、これが決して作業の手抜きでは無いことはGUN道ファンの皆さんにはお分かりのことだと思います。
 そう、これは各キャラから発するオーラと解するべきものなのです。
 あまりにも凄いものは、時にみすぼらしく見える事さえある、そんな事実を見据えた表現と見るべきでしょう。

 GUN道、その見る目の確かさ。


 毎回毎回、その素晴らしいアクションで我々を魅了して止まないMUSASHI。
 この現在進行形の伝説を目にすることが出来る幸せをかみしめるばかりであります。
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2006年05月22日

MUSASHI −GUN道− 第2話 「ガン道」

 ガン道の達人、タクアン和尚がいるという寺に向かったムサシ。
 タクアンに会わせまいとする僧たちと揉めているうちに、アヤカシたちの群れが迫る――!

 (一部で)話題沸騰中のガン道アクションアニメ、第二話。
 相変わらず素晴らしいアクションと演出に充ち満ちております。
 そして、この作品を世に知らしめた台詞も遂に登場。
 
「すげぇ、あの爺さん落ちながら戦ってるぜ!」



 寺のガン道師範と手合わせするムサシ。
 銃を構えつつも発砲せず、銃把で鍔(?)迫り合いを繰り返し、殴りつけるだけの行動。
 これが「ガン道」の流儀なのか、それとも単に動画をアレしているだけなのか判断が一向に付きません。
 常に思考を強いる演出で視聴者の興味を持続させる。さすがGUN道、と言うべきでしょう。


 また、先述の師範とムサシの手合わせや、僧達とアヤカシの戦いの時、その戦闘は、まるで2秒ほどの動画を延々とリピートしているかのような拙い動きとして描写されます。
 これは、アニメーションとしての手抜きでありましょうか。

 否。

 これは、MUSASHの時代背景として、戦乱の時代を終え、既にGUN道を含む武術が、形式化してしまっていることを表す演出と見るべきでしょう。
 僧もムサシもロウニンも、実用としてのGUN道ではなく、形式・競技としてのGUN道に堕しているという演出に違いありません。

 それが単調な動きを延々と繰り返すアニメーションとして現れているに過ぎません。アヤカシも同様の動きをしているのは、きっとアヤカシの存在も人の世の鏡像である、という伏線であるに違いないのです。
 省力にして短い演出でここまで表現してしまう。さすがGUN道、と言うべきでしょう。

 突進してくるアヤカシ、背後の寺男を守るため、退かずにその場で迎え撃つムサシ。
 しかしムサシの攻撃は通じずピンチに陥ったその時。

「言われなくてもスタコラサッサだぜ〜」

 と言って、ムサシは悠然と寺男を押しのけて逃げようとします。至近距離から突進をされているにも関わらず、です。

 これも演出の不備などで無いことは、ここまで呼んで下さっている賢明な諸兄なら既にお分かりでしょう。
 これは言わば「劇画的時間」とも言える時間の流れを表す演出なのです。
 物理的時間を表す「クロノス時間」に対して、主観によってその時間の流れが長く、或いは短く感じるという「カイロス時間」の優性がここで表現されていると見てまず間違いはありますまい。
 そんな演出もコミカル且つファニーにこなす。さすがGUN道、と言うべきでしょう。

 また前回、アヤカシの首領であるヤシャを傷つけたムサシの陰陽弾ですが、今回は雑魚に傷一つ付ける事ができません。
 これはムサシの銃が、カット毎に変形するという、状況適応型のスーパーウェポンというだけでなく、使用者の精神状態にも感応する、言わばフォースの力を使う武器であるということを示していると見ざるを得ません。
 一切の説明を必要とせずこれだけの情報量を内包する。さすがGUN道、と言うべきでしょう。

 このように噛めば噛むほど味が出る「GUN道 MUSASHI」。
 登場人物もどんどん増えつつあり、全く目が離せません。
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2006年05月15日

MUSASHI −GUN道− 第1話「GUNDOH ムサシ」

 関ヶ原で西軍が勝利し、大阪に豊臣幕府が開かれたという設定の世界で、城盗りのプロ、ムサシが二丁拳銃で大暴れ!
 そして大阪城の姫カグヤのもとには魔物の手が迫る!

 モンキーパンチ大先生の12年の構想の果てに生み出された怪作。
 常識を遙かに超えたそのGUNアクションにメロメロであります。

 まず、動きと効果音が全く合致しておりません。
 剣を打ち合っているのにぶつかり合う瞬間と、鳴る音がずれております。
 これはズレているのではなく、音速を超えた超高速アクションという演出であるに違いありません。動きが音より速いために、音が遅れているのです。それを我々の目に見える速度で描いているだけであります。
 さすがGUN道、こだわりがあります。

 その超高速戦闘の中、時に――いや、半分くらいはなんだか動きが止まっております。
 これは、動画が足りていないのではありません。
 メリハリです。ただひたすら動いてばかりだとせわしない感じになってしまいます。そこでMUSASHIが選んだのは大胆な緩急を付ける手法だったのです。
 コマ飛びのような高速の動きの中で突如止まる動き。
 この動と静の大胆すぎる対比により、MUSASHIのアクションは従来のアニメでは見ることができなかった全く新しいものになっていると解するのが妥当でありましょう。
 さすがGUN道、斬新です。

 また、敵の技で斬られた大木が倒れるシーンがありますが、音がするばかりで木が倒れる描写がありません(ムサシは「危ない」と言ってよけますが)
 「天狗倒し」という怪異があります。木が倒れる音がするけれども実際見に行っても倒れた木は無い、というものです。
 倒れる木を描き忘れたということではなく、敵がこのような怪異を起こすことのできる妖しの者である、ということを見事に表した演出であると言うべきでしょう。
 さすがGUN道、全て計算づく。

 そして、カット毎に形状が異なる武器。
 銃の発射口が3つあると思ったら、次のカットでは2つになってたり、リボルバーに込められる弾数が6つだったり8つだったり、そんなことは日常茶飯事です。
 これは状況に応じて形状を変えるスーパーウェポンであると解するべきでしょう。状況に応じて最適な形に変形する武器。
 さすがGUN道、奥が深い。

 登場キャラクターの一人、ダンジョウが敵のヤシャと戦うシーンがあります。
 この時、ダンジョウの髪型はカット毎にモヒカンぽかったり、パンチパーマ風だったりと一定しておりません。
 これはキャラ指定がきちんとしていないために生じたミスではありません。
 ダンジョウは大阪方の重臣、身分の高い男です。
 当然、身だしなみにも気をつかっていることでしょう。
 そうです、戦闘中にも関わらず、ダンジョウは一瞬にして髪をセットしているのです。
 同時に、それほどのことが出来る手練れであるということも表していると考えるべきでしょう。
 そのダンジョウを軽くのしてしまうヤシャ。
 ここに於いて、MUSASHIの世界におけるこの敵の強さが浮き彫りにされているといっても過言ではないでしょう。
 さすがGUN道、無駄がない。


「そもそも豊臣氏は幕府という名称の機関を開けないじゃん」とか
「二丁拳銃はこの世界では意味ないじゃん」とか
 そういうツッコミは意味がないどころか、無粋でしかないので、つべこべ言わずに現在進行形で生まれつつある伝説をその眼に焼き付けることをオススメします。

 →(Gyao 現在第1話配信中)

posted by 凡鳥 at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

舞-乙HiME 第10話「それが乙女の一大事」

 裸になって暖めあったアリカとウォン少佐にフラグが立ちました。
 そんな二人を見たニナには、敵対フラグその1が立ちました。
 自分の娘と同い年の子に、ファーストネームで呼びかけさせようとするウォン少佐は絶対ロリコンだと思います。

 そして、美味しいところを持って行きつつ、対ミドリ戦で咬ませ犬の役割をも果たすハルカちゃんはとても懐が広い。
 ミドリちゃんは愕天王召喚。吶喊!
 でも超電磁竜巻+グランダッシャースパイラルダッシャーは炸裂しませんでしたとさ。

 最後にウォン少佐が裏で汚いことをやってきたようなほのめかしがあって、ニナの崩壊フラグもさらに+1。

 次回予告。デュランって……。
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2005年12月02日

舞-乙HiME 第9話「海−水着+遭難=?」

 何だ、1クールのうちに水着話を2回もやるか!
 と思ったらサバイバル話に。

 しかし、体操服+ブルマで山歩きだなんて危ないったらありゃしない。
 ほら、そんな格好だからエルスティンが足を蛇に噛まれ――
 あ、「ナノマシンがあるから毒は中和される」って、そんな。
 そこは女の子同士が足から毒を吸い出す場面を入れるべきでしょ!

 毒は大丈夫だったけど、文系のエルスティンさんは熱を出して動けなくなってしまいました。連絡手段がぶっ壊されてたのでアリカは一人で助けを求めに――
 って、それは二重遭難の典型的なパターンですよ!

 案の定、敵さんと鉢合わせて海にたたき落とされてしまいましたとさ。

 で、チエお姉様のローブが、実は初のお目見えだったり、カズ君とアカネの死亡フラグが着実に進行していたりと、そんな回でしたとさ。
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2005年11月19日

舞-乙HiME 第7話「蒼の舞/乙女の契り」

 努力とか才能とかも大切だけど、やっぱり血には勝てないんだよね!
 ――という、「流離する貴種は最強」宣言をしてしまいました。

 アリンコはお馬鹿だけど、ひたむきさとやる気で難局を乗り切っていく! という少女の成長がこの作品の一応の主題の一つかな〜、とか思ってましたが、下手をすると、吶喊主義の少女が膨大な力を背景に、ごり押ししていく物語になるかも知れません。WARNING!
 しかし、そんな事よりもこの作品の真の主題は「美少女達がくるくると良く動くこと」であるので些細な問題かも知れません。

 それにしてもサコミズの肥えかたは異常。
 王位継承問題に関して裏で何かやって蜜を吸った結果か、とか疑いたくなりますが、多分単なるギャグ。
posted by 凡鳥 at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月11日

舞-乙HiME 第6話「ニナ、まかれる…orz」

 水着&触手祭り。
 ああ、ニナがクールビューティから汚れキャラへの転落。
 そして、次回予告でナツキからの正式な後継者認定。――南無。

 しかし全体的にエロ過ぎです。
 ニナの表情とか、水着の尻とか。
 何が何でもエロをやってやる! という姿勢はどうかとも思いますが――そういうのキライじゃないぜ。

 しかしマキマキしてるシホのアレ、動きが卑猥すぎやしないだろうか、と思ったり。うぃんうぃん、って動いてましたよ。
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2005年11月06日

蟲師 第三話「柔らかい角」

 NHKで7時半くらいからやってたとしても全く違和感のない、というより寧ろ、こんな夜中(早朝?)にやってるほうが似合わないといった感が。
 しかし、公式ページの放送時間、28時〜とか表記するより、もうこんな時間だと午前4時からと表記されたほうが良いような。朝ですよ、この時間は。

 雪に鎖された村で、静寂を食う蟲に寄生されて音に苛まれるようになってしまった話。
 原作に忠実でありながら、雪埋もれた村の静寂、蟲に寄生された状態の音など、音声面での演出が冴え渡っておりました。

 しかし、原作読んだときにも思ったのですが、タイトルと内容の関連性が微妙に掴めてません、私。
 「角」をタイトルに持ってくるほどアレに意味合いがあったのかしら、と。
 ――私、読めてないですか?

 次回は「枕小路」ですか。
 おっさんメインの話ですな。
 一回目が「緑の座」ときて、次が「瞼の光」と単行本の掲載順を飛ばしたから、近頃の風潮に倣って女の子の出番が多めの話をチョイスしていくのかな、と勘繰ったりもしたのですが、そんなことは無かったようで。
posted by 凡鳥 at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月04日

舞-乙HiME 第5話「学園と制服とあたし♪」

 女子校はおっかねえところだ! というお話。

 キャラが一層濃くなるシホ。
 タチ役のお姉様がハマってるチエ。
 出た! といった感のあるナオの爪。
 どんどんキャラが壊れていくマシロ様。
 そして、物わかりが良くてしっかり者の面倒見の良い同級生が実は腹黒だった、という王道を行ったトモエさん。

 しかし――プロットが、極上生徒会の第四話「素晴らしく冴えたやり方」で見たような気がする、とか言っちゃいけませんか。いや、別に珍しいプロットじゃないですけど。

 しかし、次回予告はアレなんだ!
 全くけしからん! けしからんからきちんとチェックしてやる!
 それはそれとして、懊悩キャラとして今のところあんま華が無いニナに陽があたるとよいですね。
posted by 凡鳥 at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月30日

蟲師 第二話「瞼の光」

 女の子の目から蟲が溢れる! という原作でも比較的ビジュアルショックげだった回のお話。

 蟲の性質から紡がれる物語、というよりは藏の中の少女、盲目の少女、というイメージがまず有って作られた話であったような印象を受けたので、アニメ化に際しては演出勝負の話ともうしましょうか。
 その編はもうばっちりでファンとして大満足の出来でありました。
 控えめに挿入される日本人形のカットとか。 

 今回も原作と対照させながら見ていましたが、ビキが洋装から和装になってたり、ギンコが半袖から白い長袖になってたりと、極々微細な差異があったようです。
posted by 凡鳥 at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月28日

舞-乙HiME 第4話「炎の転入生!!」

 赤い炎を後にひき、熱気吹きだしやってきた前作一の「いい女」ハルカ。
 いや、転入生は彼女じゃないですけど。
 それにしても、インパクト満点の登場であります。
 技のシズル、力のハルカといったところでしょうか。
 二人とも官位が大幅に向上したユキノとのコンビも、色々今まで通りでよかったよかった。

 そしていきなり語られる「オトメは男性に恋をしてはならない。処女でなくてはならない」設定。
 公式に百合宣言がなされたようです。どうしますか、奥さん。
 しかし、前回アカネがカズ君に手を振ってたのは、今作でも転落するという伏線でありましょーか。
 同様に、ファザコンなニナも微妙に暗黒面に落ちそうな予感。

 一瞬、17歳っぽい人(中の人じゃなくて)が映ってましたが、果たして。

 相変わらずテンポ良く動くし、メリハリ効いててとても愉快であります。
posted by 凡鳥 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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