2007年10月01日

10月新刊購入予定

えー、疲労気味の月末は次月の購入リスト更新でお茶を濁すということで……。
 例によってざっと拾っただけなので抜け等あるとは思うのですが、こんな感じで。(サイドバー下方参照)

 うーむ。9月よりも更に購入点数が減ってます。
 10〜18日が空欄というのに我ながらびっくりです。こんなんでいいのかしら。きっと何か見つけてその間にも買うとは思うのですが。

 1巻目となる作品で注目は、アニメとはまた違った味わいの『大江戸ロケット』、スレンダーなキャラの可愛さなら東雲版にも負けない『キミキス スウィートリップス』、女の子の照れっぷりがかわいい『あっちこっち』、辺りでしょうか。

 続刊ものとしては『極道めし』とか『ベクター・ケースファイル』とか『ヨルムンガンド』とか。
 『ヨルムンガンド』はこんなにも面白いのに認知度がいまいち低いような気もします。やはり『ブラックラグーン』の陰に隠れちゃってるのかしら。

 とまあ、こんな感じで。
 新刊買ってない日は九月購入分で未紹介作品の消化でもしてきますかね。『盆堀さん』とか久々に新刊出た『カルドセプト』とか。
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2007年09月20日

「チャンピオンRED」2007年11月号

 今月号の付録は「聖痕のクェイサー」のまふゆフィギュア。温度によって色が変わるので、こすって熱くすると水着が透けます。「擦る」という行為は男にとって本能的な行為であるから仕方がない。そして男というのは全く馬鹿な生き物であることだなあ。

 さて。

ともぞカヲル「デッド・ソウル・リボルバー」
 心の闇によって悪魔化してしまった人間を処分する武装祓魔師の少女と、悪魔憑きに襲われて彼女と出会った少年の物語。ゴスロリ衣装に身を包んだ少女が銃をぶっ放すという今風の道具立てではあったり、おっぱいポロリのお色気があったりはしますが、他の濃いぃRED連載陣に比べるとやっぱり滋味というか印象の薄さは否めない感じであります。

山口貴由「シグルイ」
 伊良子清玄対牛又師範、ついに決着。
 鬼と化して必勝の場を作り上げた牛又ですが、紙一重の差で伊良子に敗北。その最期に「人」としての牛又を描くのが何とも哀しみを誘うのでありました。

八神健「どきどき魔女神判」
 小さくなって服の中に潜り込んで乳首につかまってみたり、もっと下の方で「湿ってる」とか「せまい」とか言ってみたりで一体何をやっているのか!
 興奮して吹いてしまったらアウトという神判の笛の名前が「カオリク・ローキ」だったりと大変にバカバカしくてステキであります。

戸田泰成「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」
 白昼の残月、梁山泊に侵入! 各地に出現していた神体は国際警察連合の戦力を分散させる陽動だったのだ! ……という割には主力中の主力であるところの九大天王全員が梁山泊に残っておりました。
 圧倒的な力を持っているハズの神体で攻撃を仕掛ける残月ですが、無明幻妖斎の前には全く歯が立たず。スフィンクスにギャグボールを噛ませてお手をさせるなど素晴らしく魅せてくれております。ケレン味たっぷりで登場した残月もあっさりといったん退場。いや、十分に濃いのですが幻妖斎の方が濃すぎて霞みます。
 そして次なる十傑衆「激動たるカワラザキ」登場。
 大作少年やロボを置いてけぼりにして、濃いぃオヤジ達の宴が続くのでありました。この素晴らしい濃さはちと余所では味わえません。

藤見泰高/カミムラ晋作「ベクター・ケース・ファイル」
 ボケちゃったおばあちゃんのために、思い出の味のハチミツを作るため素人判断で養蜂する女の子の話。基本的にいい話&虫知識のお話なのではありますが、蜂に刺されておっぱいポロリがあったり、ハチミツプレイが挿入されたりとマニアックにお色気が挿入されるこのノリがたまりません。

木々津克久「フランケン・ふらん」
 金持ちの娘の誕生祝いとして船上パーティに招かれたふらん。
 実は船で出された料理というのが娘の肉を使ったモノで――というカニバリズム全開のストーリー。残った死体の首を使って殺された娘の気持ちを確かめますが……いやー、ヒドい話だ。ヒドい話ではありますがこの無茶っぷりが逆に物語を明るくしていてて素晴らしい。
 そして単行本が11月に出るとのこと。やった!!

杉村麦太「アキハバラ無法街」
 前回のラストで登場したくるりを「おにいちゃん」と慕う凶暴な大女メイド・すだま。その正体は戦闘マシーンの複合強化猟兵なのでありました。
 戦うためだけに生まれた彼女に、他人になんと言われようと兄妹の情を以て接するくるりが彼女のプログラムに変化を起こし、最期にすだまは「人」の心を宿すのでありました。
 特異で倒錯した設定の中、王道のストーリー展開と迫力のアクションで魅せる魅せる。出てくる小物が秋葉原の「今」の旬なモノなのもポイント。

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2007年09月10日

「コミックREX」2007年10月号

武梨えり「かんなぎ」
 曰くありげな幼女みゅうと、その正体を探ることに躍起になるざんげちゃん。微妙に何か隠しているっぽい汐見市の人々の中で、やっぱりのほほんとしている一行。「ワダツミの岩戸」なる場所に呼び出されたざんげちゃんと仁ですが――
 シリアスと脱力が混じり合う展開がまた微妙にこの作品らしいなあ、と。
 みゅうの呼び出しの文章のアンバランスっぷりがステキだと思いました。

高遠るい「シンシア ザ ミッション」
 謎の格闘家ノワールX、いざリングへ! と思ったら突然現れたコワい人にやられてしまいました。脳みそ飛び散ってます。
 この無茶っぷりとグロ描写がこの作品の持ち味でありましょう。
 いやまあ、好き嫌い分かれると思いますが。

小竹田貴弘「怪異いかさま博覧亭」
 若かりし頃の榊と、四ツ目屋(大人のおもちゃ屋)を営む杉忠のエピソード。今回は「むじな」が題材。妖怪をとらえて薬にする杉忠と、その場面に立ち会った榊。かつての榊の行動が杉忠に今日まで影響を与えておりました、という。二人の素直じゃない友情関係っていいなあ、と。

染谷カイコ「かみあり」
 前に読みきりとして掲載された作品の続き。
 神さまの集まる出雲で、関西からやってきた少女・サチが神さま相手にツッコミを入れるコメディ。
 今回登場の神さまはビリケンさんと、弁財天。
 縁切りの神としての弁財天を、夫より仕事が出来るキャリアウーマン風にアレンジして描いており、ハイテンションな弁天と、べたべたなツッコミを入れるサチの掛け合いが楽しい。オチのバカバカしさも好き。
 これは是非とも連載化して欲しいなあ。

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2007年09月06日

「FLEXCOMIXブラッド」0906

 「FLEXCOMIXブラッド」の更新も今後追いかけて行こうかな、と。
 私的に大注目のカトウハルアキ「ヒャッコ」と山崎毅宜「白球少女」を中心に。
 しかし、更新日時が作品ごとなのでどのタイミングで書いたらいいのかが問題ではあります。一応、雑誌カテゴリで。

 カトウハルアキ「ヒャッコ」15コメ 虎に翼
 人嫌い系眼鏡少女・風末莉冬馬と彼女にちょっかいをかけまくる虎子のお話。いつもよりカラーも多め、ページ多めで嬉しい。

 虎子を煙たく想いながらも、がんがん寄せられる好意に反発しながらも少しづつ、ついには照れながらもそれを受け入れる冬馬の描写が実にいい。
 やー、虎子のアクティブでおバカなんだけど、根っこの部分ですごく良い娘ですね。そしてそういう自分に無頓着なところがまたいい。
 それにしても、髪をおろした虎子がめちゃくちゃ美人。6コメの写生の時もそうでしたが、虎子は隠れ美少女としてのポテンシャルが高いなあ。本人がその辺の女の魅力をカケラも意識していないのがまたステキ。
 次々に新キャラを登場させるこの作品ですが、本当にどのキャラクターも魅力的です。


 山崎毅宜「白球少女」3発目 ホワイトストーンズ
 円の家にやってきた野球部の面々。引っ越しの片付けが終わっていない円を相手にドタバタと。
 相変わらず男どもはバカだし、晴さんは食えないしで、キャラ達が活き活きとしていて大変に楽しい。
 躍動感のある描写、迫力のある構図とか毎回素晴らしく上手いなあ、と想いながら読んでおります。
 
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2007年09月01日

「ヤングキングアワーズ」2007年10月号

 しばらく雑誌の感想が書けていなかったのでぼちぼちと再開。

 今月の「アワーズ」は野上武と二宮ひかるの新連載開始で、誌面の印象がちくと変わった感じであります。ヘルシングは単行本作業のためお休みで、ヤンとルークのいつものアレが。

野上武志「月の海のるあ」
 1960年代、南洋パラオ。零式水上観測機を駆る賞金稼ぎ「月影の零」とその娘・るあの物語。
 野上武志らしい兵器+女の子の組み合わせ。
 「月影の零」の正体はちょっと頼りなげなお兄さんで、しかも彼を「お父さん」と呼ぶるあはどう見ても同年代。冒頭に赤子のるあを拾うシーンが描かれているので、どうも彼女はただの人ではない模様。銀髪ですし。
 お父さんラブで悪戯っぽいるあのキャラクターが可愛らしくて、またお色気もありでいいなあ。お父さんも娘ラブのようで。
 なかなか次回以降も注目の新連載であります。

水上悟志「惑星のさみだれ」
 ユキとスバルに「戦い」を教えて散るカジキマグロの騎士。
 師匠とカジキマグロの最後のやりとりが熱い。
 師匠の遺志を受け継いで、立派に戦う二人の少女がまた熱い。
 かっこいいな、師匠。
 一時に一斉に登場した騎士達の人物の掘り下げもこれで一通り終了し、次回からは泥人形との戦いが再開しそうで、それぞれの異なる思惑を抱く騎士達が同じ敵を相手にどういう戦いを見せるか楽しみであります。

二宮ひかる「シュガーはお年頃」
 進路希望調査の紙を前にして「娼婦になりたいと思っています」という眼鏡そばかすの少女の独白から始まる物語。
 さすがにそんなことは書けないのでブログに書いたら炎上してしまって、でも本人は気にしていなくて、というちょっと変な少女。学校で群れる女の子に違和感を感じている彼女は、休み時間を図書館で一人で過ごしている黒髪の少女に興味を持つ。
 という風に将来と今に違和感を感じる女の子の青春物語となりそうな感じ。
 とりあえず第一回目では男性キャラの姿が全く見えませんが、このまま女の子だけの物語として展開していくのでありましょうか。
 だとしたら二宮ひかる作品としては珍しいかも。

石黒正数「それでも町は廻っている」
 嵐山財宝調査隊編のラスト。ついに宝があると思われる場所にたどり着いた調査隊。しかしまあ、やっぱり歩鳥は愛すべきアホの子なのでありました。
 そして明かされる村の秘密。ちょっといい話で、やっぱり馬鹿馬鹿しくて、しかしどこかほろ苦いという余韻を残して夏休みの思い出が刻まれたのでありました。

大石まさる「水惑星年代記」
 ロケット技師一家の中で、義理の姉妹である澪とナツキと暮らす青年・ヨウ。姉妹との三角関係と宇宙にかける夢を描いたお話。ヨウ君モテモテで彼を巡る二人の気持ちと、でも中がよい故の決着の付け方が爽やか。
 若き日のキアラン=ブラック(「続」の「AROUND THE WORLD IN 8DAYS」に登場したフィオナの父親。「環」収録「ムーンシード」主役)が登場していたり、「飛び石」なる物質による新技術開発が語られるなど、この世界の宇宙開発の始めの頃を描いたお話でもありました。
 単行本を見返してもう一回きちんと登場人物とか、時代の順番とか追っておかなきゃ、と思ったり。


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2007年08月08日

「コミックガンボ」vol.30・31合併号

 「ガンボ」は配っているところに出くわしたらもらうようにはしていますが、微妙に時間帯がずれると駅前で配布していなかったりで歯抜けでしかチェックしていなかったり。
 そんなガンボですが、今号からあの「ゲームセンターあらし」が復活ということで――

すがやみつる「サラリーマントレーダーあらし」
 時を経てあの「あらし」も三十路に突入し、今やしょっぱいサラリーマン。奥さんの出産を控えて自分の収入に不安を覚えたあらしは一攫千金を夢見て株に手を出すことに。株についての知識の無いあらしはかつてのライバル・さとるに教えを請い、株の世界に挑むが――

「えええ〜っ? に 妊娠したあっ?」
「ツワリがひどくてしばらくのあいだ共稼ぎは無理だって〜〜っ?」
「えええ〜っ? 残業代カットのうえに地方税が増税〜ッ?」
「変動利率にしていた住宅ローンの金利も上昇〜ッ?」
「世の中どうなってるんだ? 何とかして稼がなくちゃ首をくくるしかなくなる……」
「でもどうやって稼いだらいいんだ……?」

 しょっぱい! のっけからしょっぱいですよあらしさん! かつての英雄の面影はみじんも無く、ただのうらぶれたサラリーマンとしてあらしさんの懊悩がいきなり綴られております。そんな金銭になやむあらしさん、電車の吊り広告で株の記事を見つけると

「……ん? か 株……?」
「30万円が1年で5億円?」
「こ これだ!」

と射幸心丸出しで株に目をつけます。家庭があるというのにこの決断。……あらしさん……。
 その後は

「株ってどこで買えるの? 八百屋じゃないよね?」

 などという哀愁を感じさせるギャグを差し挟みつつ、株のド素人が「株とはどういうものか」を追っていく感じに。
 炎のコマも水魚のポーズもムーンサルトも出てきません。あ、炎のコマは見開きで出ていますが話には絡んでいません。
 本当に普通にユルめの株式入門漫画、といった感じであの「あらし」である必然性はほとんど感じられず。

 あのあらしがデイトレーダーをやるのであれば
「炎のコマー!」
「!! 株価がどんどん上がっていく!!」
 みたいな展開を期待していたのですが、色々と拍子抜け感漂うお話に。

 とりあえず、英雄の落日は見たくなかったなあ、と。
 まっとうな株式レクチャー漫画として行くのか、どこかでハジけるのかはわかりませんが、協力に証券会社が名を連ねている辺り、レクチャー漫画として続いていくのかしら。うーーーん。
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2007年07月23日

「チャンピオンRED」07年9月号

 今月号は「エルカザド」1話コメンタリーVerや「シグルイ」「BLUE DROP」特報映像を納めたDVDが付録。

作品ごとの感想
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2007年07月13日

「コミックビーム」07年8月号

入江亜季「群青学舎」
 都と春日の物語第三弾。会社の同僚と酒を飲みながら、彼女と別れる! とくだを巻く春日。
 何が原因なのかというと――やあ、何とも二人らしいやりとりで。しかしまあ、春日が怒るのは無理からぬ話ですな。
 なんだかんだいって大変にお熱い二人なのでありました。

タイム涼介「アベックパンチ」
 「アベックパンチ」の大会に参加するため、それぞれパートナーを探すイサキとヒラマサ。
 しかし、当然この二人(特にヒラマサ)に女が出来るハズもなく……
 社会のルールの埒外で生きてきた二人がルールの定められたスポーツの世界に飛び込もうとする時、色々と摩擦はあるようで。
 そして、たらい回された先のジムで出会ったのは意外な人物。
 8月には単行本が未刊行だった「あしたの弱音」と併せてコミックスが発売の模様。楽しみです。

森薫「エマ 番外編」
 今回は本編第23話でエレノアとウィリアムが観ていたオペラの役者達が主役のエピソード。
 ジョージ、ルイーズ、アレン、ともに舞台に上がる3人だが、他の二人より少し知名度が劣るアレン。パトロンとの付き合いやら何やらで色々と大変な様子の彼ですが、ルイーズに恋心を秘めている模様。自分の立場とか色々と思案をしつつ、この舞台が終わったら想いを伝えようと決心して――続く。
 人物の心理描写もさることながら、劇場の描写など、背景や小物の描写も相変わらずすごいですなあ。

中島あつき「出前に、きました」
 読み切り。実家の中華料理屋の手伝いで出前をする少年。届け先は同級生の女の子の家で、そこで見かけたお姉さんにドキドキしてしまって……というお話。
 お風呂上がりのお姉さんの姿が色っぽいですね。妹にバスタオルをはぎ取られてしゃがんだ際に強調されるパンツの描写が艶めかしい。そのパンツに心奪われてしまった少年は、嫌々やっていた出前を自分から志願するように。そして、再び訪れたその部屋で……微妙に甘酸っぱくてそれでいて淫靡でちょっとフェティシズムが感じられるお話。
 「鮮紅街」の頃より絵柄的にもネタ的にもだいぶとっつきやすくなった印象。


 今月号は中島あつき「出前に、きました」が印象に残った感じであります。
 短編集とか出してくれないかしら。

 来月からは「大帝の剣」が連載とのこと。
 てっきりあの休載のまま有耶無耶になるとばかり思っていたので意外。
 もうちょっと話が動いてくれないと何とも……。

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2007年06月21日

「サンデーGX」07年8月号

島本和彦「新吼えろペン」
 富士鷹ジュビロが久々に登場。テーマは「広げた風呂敷のたたみ方」について。
 流れ星超一郎の
「最終回でコケるのが!! 名作の条件なんだよ!!!」
 とかすごい言葉も飛び出しますが、なかなか考えさせられる話であります。最初から畳む事を放棄して、とにかく広げるだけ話を広げて読者を楽しませるのか、広げたものをきちんと畳んで物語としての完成度を高めるのか。しかし風呂敷を広げられずにはいられない業。
 それにしても富士鷹ジュビロ登場の回は面白さが跳ね上がるなあ。

やまむらはじめ「神様ドォルズ」
 「宇輪筒」という案山子を操り、阿幾に対してちと乱暴な勧誘をする勾司朗。
 一方、詩緒と日々乃は訓練で汚れてしまった玖吼理の掃除中。シャワーで塗れちゃって二人で入浴というサービスが。
 それにしても詩緒はかわいいなあ。

高橋慶太郎「ヨルムンガンド」
 中国系企業の裏ネタに食いついて、再び登場のスケアクロウ。しかし――
 蹴り上げる前にタイトスカートをまくり上げる秘書のオネーサンがステキ。
 そしてココ達の航海を襲う海賊達。軽く退治去れてしまいましたが、ココ一味はチームワークが良く、戦闘描写も大変に楽しげで良いなあ。

広江礼威「BLACK LAGOON」
 ロックの信条というか生き方に影響を受け始めているレヴィ。
 それにしても、素っ裸で目の前をうろうろしているレヴィに素で接しているとは、ロックも肝がでかくなったものだなあ。それとももうそういうのも当たり前になった関係、という意味なんでしょうか。

榊一郎/原尾由美子「CODE-EX」
 体から電磁波を発生するという能力を持ち、その力を使って病人達の治療に当たる少女と、電磁波の出力調整ができず、彼女のもとで修行している少女。
 人助けをしている彼女達の能力に探りを入れているの謎の黒服達――
 ということで7月からのアニメに関連しての連載。まだ話の導入と言った感じでこれからどう転がっていくのか分かりませんが、相変わらず魅力的な画ですな。

宮下裕樹「正義警官モンジュ」
 正義執行プログラムにより暴走したフゲン。モンジュのそれと異なり、リミッターを持たないフゲンは警官である山岸にも襲いかかる。そこに助けに入るモンジュだが――
 フゲンはおっかないし、モンジュはカッコイイ。「ここはアタシに任せてお前は先に行け!」状態の理緒サンですが、ああいうキャラなので、ちょっとしたギャグ状態に。
 フゲン暴走によって一気に話が展開された感じ。これから一体どうなっていくのか楽しみです。

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「チャンピオンRED」07年8月号

吉富昭仁「BLUE DROP」
  不思議キャラの「まーちゃん」登場。素っ裸にネクタイとネコミミとう頓狂な格好の彼女はショータの精液を絞り取ろうとするが――
 ――何なんでしょう、この色々と突き抜けちゃっている話は。倒錯度と狂ってる感がストップ高です。しかも次からは女装モードで学園編突入。このまま更に暴走して頂きたい。

木々津克久「フランケンふらん」
 何度か読み切りで掲載されていた作品が連載化。相変わらず変態的なグロが満ちていて素晴らしいです。
 事件自体は解決するけれど、後により大きな課題を残していくふらんのメス捌きがステキ。

藤見泰隆/カミムラ晋作「ベクター・ケースファイル」
 今回の舞台はゴミ屋敷。何か良い話になっておりますが、普通にじいさんアンタ片づけなさいよ、という感じが。子供達も子供達だ! しかし、扉絵の稲穂三は妙に色っぽいし、必然性もなく着替えシーンが入っていたりと、全体に漂うB級演出がたまりません。

南條範夫/山口貴由「シグルイ」
 清玄といくの過去回想に突入。虎眼先生による伊良子成敗の後、二人が如何にして酷い目に遭い、そして生き残ったかを描いております。『駿河城御前試合』の一編「峰打ち不殺」の主役・月岡雪之介が登場し、盲となった伊良子の復活に一枚噛みそうな展開に。

戸田泰成「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」
 アルベルト一行に加えて、GR-2・GR-3まで登場し大作少年大ピンチ! と思いきや実はGR2・3は味方だった! という展開に驚愕。そして林冲を助け出し、国際警察連合本拠地・梁山泊へと運ばれる大作達。警察連合の皆さんも本当にキャラが濃い人たちばかりで大変。毎回毎回胃もたれするくらいの濃さとインパクトで大変ステキ。
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2007年06月13日

「コミックビーム」07年7月号

丸尾末広「パノラマ島綺譚」
 新連載。江戸川乱歩の傑作を丸尾末広がコミカライズ。
 連載第一回目となる今回は人見広介が急死した菰田源三郎の墓を掘り起こし、入れ替わりを計画を実行するところまで。物語は動き始めたばかりですが、「パノラマ島」の妖しい美しさをこれからどう描いていくか非常に楽しみです。

吉田戦車「宇宙巨人アムンゼン」
 タマゴ怪獣のシロミズンとキミンゴとの戦いの中で生まれるアムンゼンとゾリーの奇妙な連帯感。―――と思ったら最終回なのか!
 吉田戦車らしい奇妙な味わいのある作品でしたが、何でこんなに早く終わってしまうんだろう。

入江亜季「群青学舎」 薄明 後編
 知識を持っていてもその病ゆえに実際の世界を知らない万里雄。そんな彼にとって青子の存在はかけがえのない存在で。そして、万里雄を喪った青子が思い出す彼とのやりとり。激しい切なさを呼ぶ余韻に満ちております。入江亜紀は本当に上手いなあ。

森薫「エマ 番外編」
 今回は後日譚的位置づけで、自転車に乗るウィリアムとエマの話。
 すっこけたり、スカートを気にして転ぶエマさんが可愛らしい。また、ウィリアムを見つめる眼差しとか、ウィリアムが帰った後の反応とか表にはっきり出さないけれど、しかしウィリアムへの強い愛情が感じられていいですなあ。

タイム涼介「アベックパンチ」
 試合会場にたどり着いたイサキとヒラマサ。チャンピオンの姿を見たヒラマサはイサキの制止も聞かずリング上に乱入してしまうが、そこでチャンピオン達がとった行動は―――。
 感情のまま暴走するヒラマサに対して、それを心のどこかで羨ましく思うイサキ。紆余曲折の末に正式に競技「アベックパンチ」でチャンピオンに挑戦することになったイサキとヒラマサ。パートナー探しを一体どうするのか、果たして二人はちゃんとスポーツできるのか。益々面白くなってきました。
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2007年06月06日

「チャンピオンRED いちご」vol.2

 この号から隔月誌として定期刊行化。
 ヒロインが全員15歳以下! というコンセプトで成年コミック方面の作家を多数引っ張ってきており、美少女一杯のお色気とちょっとしたエロもありで大変に華やいだ雑誌になっております。
 なっておりますが、あの「チャンピオンRED」の増刊ですから、微妙にフェチっこいというか、変態的なエロスが見え隠れしていて一筋縄ではいかない感もあり。

■糸杉柾宏「キミキス 〜スウィートリップス〜」
 今回のヒロインは一番人気の二見瑛理子。
 ためしにキスをしてみたもののイマイチ気持ちよくないため、「雰囲気作り」のために相原君と遊園地に行く二見さんですが――
 糸杉柾宏のすらりとした女性キャラは二見さんを描くにあたっては大変にマッチしております。あの醒めていながらどこか挑むような二見さんの調子が漫画でも非常によく表されていてドキドキ。

■野上武士「セーラー服と重戦車」
 ツインテールの強気ロリっ娘がティーガー戦車でやってきた!
 そしてティーガーVSパンターで勝負! というお話。
 もう自家薬籠中のネタともいうべき鉄と美少女という、清々しいまでにおたくの欲望に忠実な道具立てであります。しかし、少女たちの興奮した表情や、恐怖にこわばる表情などコマの端々からサディスティックなエロの香りが立ち上っております。

■高遠るい「カタナちゃん斬鬼伝」
 いやー、こちらもまた変態的。前回はモツが出てたし、今回はカニバリズムと来ましたか。
 それにしてもぶっ殺しまくりですわね。

■吉野弘幸+樋口達人/佐藤健悦「VITAセクスアリス」
 舞乙・クェイサーコンビの新プロジェクト。今回は予告編のみ。
 タイトルは舞姫に続いてまた森鴎外ですか。
 ナノマシンハザードにより壊滅した東京、そこに発生した怪物「ERRORS」と闘う可変装着式戦術外殻「V.I.T.A」をまとった少女たちのバトルもの、となるようです。
 モツだのいろんな汁が飛び散るRED本誌ではできなかった、いちごでの甘酸っぱい学園生活に――という落とし方がちょっと面白かったり。
 しかし、やっぱりそういう認識なのですね、RED本誌。

■おりもとみまな「メイドいんじゃぱん」
 メイド女子高に入学したメイドが立派なメイドになるため、実習のためにツンデレ少女の家に。しかし、そのメイドは女装少年なのでありました。
 また女装少年か!
 いや、大変に倒錯していてステキだと思います。
 秋田書店は本当に女装少年が好きですな!
 チンとかオマとか大変にばかばかしくてステキ。
 生理用品を買いに行かされて、女っぽい会話として「生理の時は洪水みたいにドバドバ〜〜って」とか「やっぱり異物挿入は抵抗あるからナプキンにしようかと」など頭が悪くてこれまたステキです。
 艶やかな絵柄でこういうネタというのは贅沢でいいですね。
 個人的には今号の一番。

■付録小冊子「キミキス コミックブック」
くろがねぎん、オダワラハコネ、水城たくや、清水栄一×下口智裕、速野悠ニ、神楽つな、秋★枝、山西正則、まさきち、以上の作家陣によるキミキスアンソロジー。
 「ラインバレル」コンビが描く川田先生の話とか希少度高いのでは。
 くろがねぎんの狡猾な二見さんを描いたギャグと、秋★枝のぱんつ見えてる二見さんの話がエロチック且つ愉快でありました。
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2007年05月27日

「アフタヌーン」07年7月号

 付録は四季賞小冊子・春。

長いので続く
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2007年05月22日

「コミックリュウ」07年7月号

■京極夏彦/樋口彰彦「ルー=ガルー」
 襲撃者の陰惨な過去が描かれ、彼が「形状認識異常者」を狙う理由が語られる。そして、その襲撃者を操っていた人物が登場。
 一方、美緒と葉月に「友達ごっこはもう終わりだ」と言い放った歩未。断ち切られた絆を追って行動を開始する二人。
 仮想現実が席巻する世界から人の死を介して「現実」の世界を感じ始める少女達。襲撃者の血に靴を濡らす謎の人物と、葉月の鼻血で衣服を汚しながらも、大切な者を失う痛みを強く訴える美緒。この異なる「血」の対比がこの話の根幹に関わる部分を暗示していてとても巧いなあ、と思うのです。

■安永航一郎「青空に遠く酒浸り」
 しのさんと小朝さんがオヤジさんと一緒に寿司を食いに行く、という話。高級店で無茶な注文をして人の話を全く聞いていないオヤジがステキ。そしてヒドい落とし方もステキ。

■永井朋裕「サテンdeヒナカ」
 ヒナカ達の前に現れたダークヒーロー・カーボタイガ。クールで強い彼だが、実は「女を受け付けない制御装置」が埋め込まれていて女が近くにいるだけでダメなのであった。
 そのカーボタイガが女の子に慣れるためにヒナカは付き合ってあげるのでした、という。
 ぷにぷにと柔らかそうなヒナカは相変わらず可愛く、お色気展開アリのどこか間の抜けた展開も楽しくていいなあ、と。

 「三つ目の夢二」は休載。
 んー。楽しみにしてるだけに、ここ数ヶ月の状況は残念。
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2007年05月20日

「サンデーGX」07年6月号

■高橋慶太郎「ヨルムンガンド」
 ココの部隊の船の上での日常を描いたエピソード。
 部隊の面々のやり取りが実に楽しげで、ココは良いリーダーだなあ、と。たまにはこういう挿話も面白いですわね。

■やまむらはじめ「神様ドォルズ」
 玖吼理の操り方を練習しながら日々乃と街を歩く詩緒。力の加減が分からず、トラブルを起こしてしまったり。お姉さん的役割の日々乃と、色々と素直な反応をする詩緒が可愛らしく、楽しい。
 一方、街中で阿幾と出くわした匡平。二人の複雑な関係を示すやり取りが興味深い。新たな登場人物や隻の使い手らしき者も登場し、物語は新たな局面へ、といったところでしょうか。
 単行本は7月のようで、今から楽しみ。

■広江礼威「BLACK LAGOON」
 ロベルタの潜入と、それを利用してロアナプラへの介入を図ろうとする各国の勢力。それに対応すべくロアナプラのシンジケートの大立者が集まっての会議を行う。
 といわけでおっかない人たち大集合。銃撃戦は無いけれどバチバチに火花が散っております。張大人のシメが格好良く締めてくれました。三合会は超最高。

■イダタツヒコ「誰かがカッコゥと啼く」
 村田郁美の意志を宿した弩級の「憑きモノ」登場。それに対抗すべく、体育倉庫に眠らせていた第6の魔王・八真代を起動する。狂気を孕んだ不気味な造形が素晴らしいなあ。魔王の一人・加宮の冷静で余裕ある態度も不気味で、一体何を隠しているのか気になります。
 こちらの単行本6月発売予定。
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「チャンピオンRED」07年7月号

■杉村麦太「アキハバラ無法街」
 新アキバの建設によってスラムと化した秋葉原旧市街。そこで横行するメイド狩り。さらわれた同僚を救うため、一人のメイドが銃を取る――のですが、その主人公のメイド・くるりはなんと女装少年。同僚のメイドに股間を責められて悶えているなど、色々倒錯しております。
 更に、さらわれたメイドは強制豊胸を施されるなど変態エロスが山盛りで杉村麦太の本領発揮といったところ。
 アクションも振るっていて、REDに期待の作品がまた一つ追加です。

■南條範夫/山口貴由「シグルイ」
 斃した者の死体を砕き、腸を撒き散らす牛又。その乱行を制止すべく間に入った石田凡太郎は腸を素手で引き摺り出されて死亡。あまりの事に備前守が己が身を顧みず、牛又を討ち果たすべく立ち上がる――
 助太刀を全て斃してもなお止まらない牛又。大変なことになっております。石田凡太郎の人となりを識らせる結婚のエピソードが挿入されますが、その妻を「螳螂を思わせる醜女であった」とあって、実際に螳螂が白無垢を着込んだ姿で描いてしまう辺り、やはり若先生は只者ではありません。

■大熊由護「生ケモノ」
 第13回RED新人賞佳作受賞作品。
 市役所に就職が決まった女の子が配属された特別総務係。扉を開けると、そこにはデンキウナギと戯れる全裸の男。その係長の下で仕事を始めた彼女だが、コンドームを買いに行かされたくらいで仕事は何もなく、係長は「特別総務は勇気があればダメでもできる」と言い放つ。
 そんな時に停電の連絡が入り、送電線の断線を辿っていった先の電気店には奇妙な生物「グレムリン」が――

 あまりにもエキセントリックな言動を繰り返す係長と、前向きな女の子の掛け合いが楽しい。グレムリンの形状が卑猥だったり、女の子のパンツの中にデンキウナギを突っ込む変態プレイがあったりと「ああRED新人賞なんだなあ」という感じが。
 女の子は可愛らしく、変態キャラが動き回る様も大変楽しく、是非連載が始まって欲しい作家さんだなあ。

■大和田秀樹「ドスペラード」
 「最終童貞」として覚醒を果たしたエイジ。その報告を受けた騎士団長が「私以外に最終童貞が現れた事は看過できぬ」と凄いカミングアウトをしたり、対最終童貞用最終兵器「彼女」が起動されたりと、バカすぎるにもほどがある(褒め言葉)怒濤の展開。そんな最終兵器彼女の存在に対し
「わしらはそんな作られた あざとい銭の匂いのプンプンする安易な萌えは…もうたくさんなんじゃぁッ!!」
 とエイジに共感した一人の童貞が言い放つ。しかし、エイジさんは「彼女」という言葉だけで凄い事を想像してしまい、最終童貞としての力を失ってしまう。そして――

 ――えええええええっ!?
 童貞意志の集合体「モエ」の発動により因果地平の彼方へ! (ネタバレのため反転)って! そんなネタかよ!
 近年まれに見る酷い(褒め言葉)最終回でした。いやあ、本当に大和田先生はやってくれるなあ。素晴らしい。

■戸田泰成「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」
 豹子頭林冲と合流するため崋山に向かった大作一行とロボ。そこで十郎太が語った林冲とお銀、そして竜作兄さんの過去。
 林冲を捜すうちに、衝撃のアルベルトとコエンシャクと遭遇し――

 巨大化して暴れる十常寺、国際警察連合時代の林冲と竜作兄さん、アルベルトVS林冲、ジャイアントロボを捕縛するサリー、そこに飛来するGR2とGR3!
 と相変わらず前編にわたって濃くて熱い要素が詰まっておりまして見所満載。強いんだか弱いんだか良く分からなくなっているロボの微妙さ加減とか、村雨健二の細かい仕事っぷりとかも楽しくて良いなあ。

■加藤和生「謀略少女」
 女生徒達からイジメを受けるメガネっ娘と、彼女を救ったイケメン。
 しかし、そのイジメはメガネっ娘がイケメンの気を惹くために自ら仕組んだ謀略なのでありました。一層エスカレートしたイジメでイケメンの気を惹こうとする彼女ですが、色仕掛けでイケメンに迫る美少女の前に失敗。直接対決に乗り出すことに。
 というわけで、虐められる女の子の描写、女の子同士が服を破き合うような戦いが淫靡。豹変するメガネっ娘やサディスティックな美少女のキャラも色々ぶっ飛んでいていいなあ。オチのバカらしさもステキ。


というわけで、ますます変態度の高い作品が充実してきた「チャンピオンRED」。唯一無二の雑誌として是非このまま突っ走って頂きたい。
 それにしても、今回から始まった「アキハバラ無法街」といい、「BLUE DLOP」といい、「ヘクセンリッター」といい、女装少年率が異常に高いですわね。
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2007年05月13日

「コミックビーム」07年6月号

■吉田戦車「宇宙巨人アムンゼン」
 今度はカンピョウ怪獣「ピョカゴン」が出現するも、カンピョウなんて安い食材は獲ってらんねえ、と無視を決め込むが――
 食欲と金銭欲に忠実なアムンゼンが何ともダメでステキです。かんぴょう怪獣も上位スシ怪獣の姿を見ると気後れしてしまうとか大変に馬鹿らしくてステキ。
 吉田戦車の漫画はどれも味があっていいなあ。

■森薫「エマ 番外編」
 休日に町へ出たメルダース家のメイド、ポリーとアルマ。
 同僚から頼まれた買い物をこなしつつ、自分の買い物も……というお話。性格の違う二人のやり取りが楽しい。
 ヴィクトリア朝の街並み、店の様子、商品がとても丁寧に描かれていて「ああ、この時代の風俗というのはこういうものだったんだ」と素直に納得してしまう説得力があります。一体どれだけ資料を当たったんだろう。

■タイム涼介「アベックパンチ」
 自分たちをのしたカップルが、実は「アベックパンチ」というスポーツのプロ選手だと言う事を知ったイサキとヒラマサ。
 二人の通うスポーツジムを突き止め殴り込みをかけようとするが、ヒラマサが勇んで電話を掛けて「道場破り」と口走ってしまったため計画はオシャカに。
 結局、試合当日会場に直接乗り込むことになったが、そのルートをイサキが一人で調べているとかつて痛めつけた不良達に出くわしてしまい……そして、遂に殴り込み開始!

 タイム涼介が描くのはいつも「普通」から逸れた者達の、しかしとても真っ直ぐな青春ストーリーなのだなあ、と思うのです。どうしようもなく不器用な者達のやり場のないモヤモヤを真っ直ぐな形でしか表現できない者達を滑稽でどこか哀愁を帯びて描いております。
 早く単行本にならないかなあ。

■入江亜紀「群青学舎」薄明 前編
 図書室に籠もって本ばかり読んでいる病弱な青年・万里雄と、彼の馴染みらしい少女・青子の話。
 本ばかり読んでいる万里雄に複雑な思いを抱いている青子だが、やがて万里雄は入院してしまい、主のいなくなった図書室で、彼の読んでいた本を読み始め、自分の中での彼の位置を確認する。
 冒頭で既に万里雄は亡くなってしまっている事が語られていますが、さて、後編でこの冒頭にどう繋がる物語となるか。楽しみです。

■新谷明弘「出会い系ロボ」
 新黒死病によって人口が激減した世界で、「出会い系ロボ」を使って交際相手を探す少女達。誕生日に母親から旧式の出会い系ロボを送られた少女。
 母親が自分の夫を捉まえた、というこの旧式ロボはセレブなお嬢様達の強力なロボには太刀打ちできず、なかなか男をゲットできないが……
 新谷明弘らしい妙な味がある世界観の未来。出会い系ロボ、という妙ちきりんな設定だけでも和みます。ラスト付近でポロリとロボが漏らす真実もまた気が抜けてていいなあ、と。

■カイトモアキ「奇術師と怠け者」
 奇術倶楽部の部長と、そこに入部希望を出した男女二人の新入部員。ヌルい技を見せた女子と、「それは超能力だろ」と言われた男子。一年が経ち、部長の引退に際して入部試験の時と同様その技を披露する事になった二人だが――。
 いやー、この人の作品はやっぱりいいなあ。この強烈な絵柄がまたたまりません。
 努力が成就した女子部員と、才能があった故に努力ができなくなってしまった男子部員。凄い事を出来るが人間として「努力」が出来ない事に引け目を感じる男子部員に下した部長の判断とは。最後にはなった部長の一言が実に振るっています。

■金平守人「かねひらでCHU」 角川書店「コミックチャージ」で絶賛連載中の金平先生。
 いやもう、自虐なんだかネタなんだか……。
 でも私は応援してます。
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2007年05月12日

「コミックエール」創刊号

 芳文社から新創刊となった雑誌。(→公式ブログ
 「男の子のための次世代ガールズコミック」と謳っているだけに、女の子が主人公の作品・恋愛をテーマにした作品が多く、全体的にキュートで華やかな感じ。

  作家陣も芳文社の雑誌では見ない人が結構居て、色々な意味で芳文社っぽくない印象。コンセプト的にも雰囲気的にも双葉社の「コミックハイ!」辺りが近いかも知れません。

 創刊号で掲載された作品の中では、シギサワカヤ「溺れるようにできている。」が個人的には一番良かったかなあ、と。

 相手は社会人、自分は学生、年上の幼なじみとつきあい始めて3ヶ月経った中距離恋愛継続中の女の子の不安と、それと裏表のどうしようもない恋慕の情を描いております。

 白泉社 ジェッツコミックスで出た『方舟の行方』ほど重くないけれど、今回の創刊号に掲載された作品の中では重めの話が雑誌全体の中でも良いアクセントになっていると思います。
 そしてシギサワカヤの描くメガネの女性はとてもいいなあ。

 それから巻頭カラーの須田さぎり「ラブイーブン」
 つきあい始めたばかりのカップルと、校内での「恋愛の平等」を実行する風紀委員長。恋人達の「想い」を妙な機械で吸い出して全生徒に配分しようとするが――

 自分の想いの大きさを周囲に開陳されてしまって顔を真っ赤にする女の子達がえらく可愛いですわ。
 見えないが故に不安だったり素直じゃなかったりする「想い」。それを取り出して見える形にしてしまうという設定が実に上手く機能しているお話でした。なんというか、こう、キュンとしてしまいますな。


 1話まとまっている話が多いので、取り敢えずどんな雑誌かと思っている人にも買いやすい作りとなっております。
 次は8月に出る予定との事なので、このクオリティであれば次号も買ってみようかと思います。
posted by 凡鳥 at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月20日

「チャンピオンRED」07年6月号

 いやー、本当にこんだけ濃くて狂っている(讃辞)作品が詰め込まれた雑誌は他にないよなあ、と毎号強く思わされるRED。
 お色気率も高いのですが、どれもこれも変態性を帯びているのがまた素晴らしい。

続きを読む
posted by 凡鳥 at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月14日

「コミックビーム」07年5月号

 今月の付録は森薫ラフスケッチを納めた小冊子。
 エマ関係以外にも色々納められてます。「気の強そうなブレザー女子」とか最高だ!

掲載作品別感想
posted by 凡鳥 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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