三田と深谷の関係にヤキモチを焼いた藤乃は―――
というわけで、前巻が藤乃一人だけを対象としてHを描いていたのに対し、この巻で本格的にお目見えとなった三田さんも交えての三角関係に。キャラクターが増えたことで前巻よりもバリエーション豊かなエロスが描かれております。無口なためにどこかつかみ所の藤乃と、積極的に迫る三田。タイプの違う二人とのHが、話とエロスにメリハリを付けております。
普段は全くと言っていいほど言葉を発しないのに、エッチの時には快感を堪えきれず喘ぎ声を洩らす藤乃が可愛いったらありません。喋らないが故に仕草で自分の気持ちを伝えようとする様もまた可愛らしくて大変に良いです。
一方、三田さんですが積極的に迫るものの、基本的に相手の心が自分の方を向いていないと分っているが故に、行為の端々にいじらしさが見えるのが何とも健気。
1巻から連続した話でヒロインが二人、ということでどちらかとの関係に決着が付いてしまったらそれでお仕舞い、となってもおかしくないところですが、主人公・深谷君の記憶喪失によって、その関係はいったんリセットされ、物語は新たな局面に。
一度は諦めた男を自分のものにするため、一層積極的に迫る三田さんと、不可抗力とは言え自分との関係を忘れてしまった想い人に複雑な思いを抱く藤乃。この二人の恋の鞘当てにより、一層濃厚なエロスが。
まだまだ決着が付きそうにない三人の関係。保険の先生のエロも次の巻からはありそうで、より一層のエロスと華やかさを3巻目に期待しております。
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