2007年02月21日

「チャンピオンRED」2007年4月号

かさはら倫尚/井上元伸「オルビム」
 濃いなあ、実に濃い。この秋田書店的濃さが大変に素晴らしい。遺伝子操作で誕生した天才・黒逸大冴を狙う女殺し屋。それを退けて
「抱かれたい」「気味はオレのヒロインにはなれないよ」
 のやり取りとか最高だと思います。

吉富昭仁「BLUE DROP」
 新連載。主人公の前に突然現れて「SEXしてくれないか」と迫る美少女。「アルメ」なる存在に男同士で子供が作れるか実験のため体を改造されて女体化した親友で、その秘密をしったからには1週間以内にSEXをしなくてはならない、というなかなかにぶっ飛んだお話。細部の描写もなんとも変態的でステキ。

戸田泰成「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」
 もの凄く武力が高そうな草間博士の顔。1話で中条長官に抑え付けられていた描写(幻でしたが)と同一人物とは思えない面構えです。十傑集とも素手で渡り合えそう。
 竜作さんも、アルベルトも、銀鈴も戸田節が大量に投入されたこってりと濃い面でステキ。Gロボをコミカライズして有無を言わせぬ迫力を出せるのはこの人しかいないなあ、と改めて思わされます。

山口貴由「シグルイ」
 ここ数ヶ月凄まじい緊張感の中で続いてきた藤木対伊良子の戦いに決着が。
 ここまで無言で斬り合ってきて、初めて発した藤木の言葉の重み。腕を斬られた藤木の生々しく壮絶な苦悶。とにかく圧倒的な描写です。

二ノ瀬泰徳「ヘクセン=リッター 魔女の騎士」
 大魔女ピーンセンと、彼女に「魔女の騎士」として仕える女装の少年、コーディの物語の3話目。
 線の細い女装少年と女の子のカラミと女の子同士の恋愛、乳首出しまくりで、妙に汁気の多い描写とか、色々と変態的な情動が感じられてステキ。まだ絵的に荒いところも感じられますが、変に常識的にならず、このまま突っ走って欲しいなあ。


しかしまあ、REDについて書くと「濃い」「変態的」「狂っている」という言葉が褒め言葉としてモリモリ出てくる辺り、まことに素晴らしい雑誌であります。他に類を見ません。
posted by 凡鳥 at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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