2006年04月19日

谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』

 今一番熱いアニメの原作、ということで読んでみたり。2時間ちょっとで読了。

 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」

 という頓狂な演説を入学初日の自己紹介でカマしたエキセントリックな美少女・涼宮ハルヒとそれに巻き込まれる主人公・キョン。
 「不思議なこと」を求めてSOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)なるサークルを立ち上げ、童顔巨乳美少女・朝比奈みくる、無口系眼鏡ッ娘・長門有希、悠揚迫らぬ好青年・古泉一樹らを巻き込んだ波乱の学園生活が始まる――。


 平凡な日常に倦みながらも、それはまあそういうものなのだというキョンと、そのままであってはならないという立場のハルヒを軸に、日常の中に入り込んでくる非日常。

 ネタバレになるので直接的なことは書かないですが、
 ミステリにおいて、事件が起こるから名探偵が登場するのではなく、名探偵の存在こそが事件を引き起こすのであるという逆説的なアレというか、名探偵の推理が真実を解決するのではなく、名探偵の推理こそが真実である、というような――伝わるかどうか微妙ですが、そういった物語構造がこの作品の肝でありましょう。
 登場する非日常の現象自体はさほど問題ではなく。

 にしてもハルヒさんは、コスプレ趣味がオヤジだと思います。
 バニーガールって。

 いや、私は好きですけどね、バニーガール。

photo
涼宮ハルヒの憂鬱
谷川 流 いとう のいぢ
角川書店 2003-06

by G-Tools , 2006/04/19




 
posted by 凡鳥 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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