2007年10月06日

引っ越し

 というわけで。
 前に申しておりました引っ越しの準備が整いました。

 引っ越し先は→こちら

 タイトルは変えましたが、中身は変わらないので、どうか皆さん今後ともよろしうに。
posted by 凡鳥 at 16:52| Comment(30) | TrackBack(4) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

Flexcomixブラッド1005

 風邪引きました。しばらく前から目がしょぼしょぼしたり、体がダルかったりといった症状があったのですが、風邪だったとは。
 早退して医者に行ったら「君、良くこんな状態で出歩けたものだね」と言われました。
 今は薬のおかげで辛うじて動いております。しんどいですが。

 それはそれとして。

・山崎毅宜「白球少女」4発目 ギプス
 野球野球と迫ってくる部員達についにキレた円。
 彼女が野球嫌いに至る過去の片鱗が垣間見えたり。
 4話目にしてちょっとシリアスなエピソードとなっておりますが、キャラクターのリアクションがやっぱり微妙におバカで楽しい。
 そしてラストのコマで登場したのは――?!
 「野球」を物語の核に据えつつ、「野球漫画」からどんどん遠ざかっていく様子が大変に素晴らしい。
 11月発売予定の単行本は要チェック!


・カトウハルアキ「ヒャッコ」16コメ 虎狐で会ったが百年目
 柳と独楽の写真コンビによる「生写真撮影会(非公式)」に紛れ込んできた突拍子もない行動を見せる男・狐。
 虎子の写真を巡って一悶着あった後、衝撃の展開が――!

 ええっ! そんな展開が! 虎子に!
 という。
 それにしても新キャラの狐センパイは一筋縄ではいかなそう。
 突然歩巳のスカートめくって「冗談冗談」で済ますとは。

 それにしても歩巳は良く無造作にスカートをめくられる娘だなあ。
 単行本1巻でも子々にめくられていたし。(83P参照)
 あ、だから「再び」ピラなのか。

 そして純愛と欲望に分裂する獅子丸センパイの反応もまた愉快。
 この作品は本当にみんなキャラが立っててステキです。

 こちらも11月に単行本2巻が。今から楽しみです。
posted by 凡鳥 at 22:51| Comment(12) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月02日

R-Ex『GUNNER QUEEN 復讐の女王陛下』1巻

 国を逐われ、復讐の旅を続ける王女リュシィ。お供の女剣士・ミスエとの復讐の旅路に差し向けられる刺客達。
 魔法の存在する世界で禁忌とされた「銃」を使って戦う王女のお色気ありのアクション。

 高貴な生まれなのに、三白眼で目つきが悪くて、不敵でエロかっこいいリュシイがステキ。
 アクションも華があって「とりあえず気の強いお姉ちゃんの寸止めエロを見せるのための前座」の位置づけには止まらず、きちんと魅せてくれます。
 腕を切り飛ばされたり、脳味噌出ちゃったりというバイオレンスなハードさと、エロ度の高さを除けば、「電撃大王」とかに載っていても全く違和感が無いなあ、とかそんな印象。

 悪党に嬲られるシーンももちろんエロっちいですが、温泉に入る際に、熱いか熱くないかで気を張り詰める猫肌のリュシイの描写が実に艶めかく感じます。

 「ヴァルキリーコミックス」の最大の目的である「戦うオネーチャンのお色気」は満たしつつも、魔法が幅を効かせている世界で迫害される科学、という設定とか、アクションと絵の艶で、も一つ上の漫画的面白さにまで届いている感じがあって好印象であります。「ヴァルキリー」の連載の中では一番面白いかも。

 しかしリュシィは作中できちんと「王女」と呼ばれているのに、なぜタイトルは「女王」なのかしら。即位していないから王女だよなあ、とか気になります。

GUNNER QUEEN 1―復讐の女王陛下 (1) (ヴァルキリーコミックス)GUNNER QUEEN 1―復讐の女王陛下 (1) (ヴァルキリーコミックス)
R-Ex

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posted by 凡鳥 at 02:48| Comment(5) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

10月新刊購入予定

えー、疲労気味の月末は次月の購入リスト更新でお茶を濁すということで……。
 例によってざっと拾っただけなので抜け等あるとは思うのですが、こんな感じで。(サイドバー下方参照)

 うーむ。9月よりも更に購入点数が減ってます。
 10〜18日が空欄というのに我ながらびっくりです。こんなんでいいのかしら。きっと何か見つけてその間にも買うとは思うのですが。

 1巻目となる作品で注目は、アニメとはまた違った味わいの『大江戸ロケット』、スレンダーなキャラの可愛さなら東雲版にも負けない『キミキス スウィートリップス』、女の子の照れっぷりがかわいい『あっちこっち』、辺りでしょうか。

 続刊ものとしては『極道めし』とか『ベクター・ケースファイル』とか『ヨルムンガンド』とか。
 『ヨルムンガンド』はこんなにも面白いのに認知度がいまいち低いような気もします。やはり『ブラックラグーン』の陰に隠れちゃってるのかしら。

 とまあ、こんな感じで。
 新刊買ってない日は九月購入分で未紹介作品の消化でもしてきますかね。『盆堀さん』とか久々に新刊出た『カルドセプト』とか。
posted by 凡鳥 at 00:20| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

まるのすけ『ごうがいっ!』

 従姉妹である桑山ひよこの強引な勧誘によって新聞部に入ることになった「キイちゃん」こと園部輝一。
 その新聞部には敵対する「闇の新聞部」なる集団がいて、キイちゃんを部員として獲得するべくあの手この手で迫ってくるのでありました。
 二つの新聞部の抗争に巻き込まれてしまったキイちゃんですが、両新聞部ともかわいらしい女の子がいっぱいで――

 そんな感じで中学校の新聞部を舞台に展開するおっぱい鷲掴み漫画ほんのりエッチなラブコメであります。
 争いの仲裁に入ったらうっかりおっぱい掴んじゃったり、闇の新聞部からお色気攻撃で勧誘されたり。
 デフォルメが効いた丸っこい線のキャラ可愛らしいなあ。特に赤面した表情が何ともいえません。

 キャラも元気娘、ツンデレ、クール系無いペタ、眼鏡巨乳、小悪魔系ロリと色々属性持ちが揃っていて華やかであります。
 特にアクシデントでおっぱい掴まれまくりの闇の新聞部長・本郷遥が強気っぽいくせに根はとっても純情で可愛らしい。
 鷲掴みにされた責任を取ってもらうためにキイちゃんを捕まえようとするなんてなんてピュアなんでありましょうか。

 そんなラッキースケベが頻発するキイちゃんを中心に、可愛くも楽しく両新聞部の抗争はつづいているのでありました。
 物語的には1巻の短い尺の中で単なるハーレムものに止めず、一つの事件で綺麗にまとめた辺りが好印象であります。

 それにしても、制服が黒ストッキング標準装備のため、パンチラシーンも黒スト仕様になっている(一部キャラ除く)のがマニアックで素晴らしい。

ごうがいっ! (アクションコミックス COMIC SEED!シリーズ)ごうがいっ! (アクションコミックス COMIC SEED!シリーズ)
まるのすけ

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2007年09月29日

東雲太郎『キミキス various heroines』2巻

 2巻のヒロインは、サッカー好きの元気少女、咲野明日夏。さっぱりとした気性が魅力的であります。

 咲野さんのサッカーの練習に付き合うことで深まって行く主人公と咲野さんの仲。。
 そのキスはスポーツドリンクのストローの間接キスから始まります。
 やがてサッカーのコーチだけではなく、恋のコーチも始めるようになるのでありました。

 1巻の摩央姉は「疎遠になっていた幼なじみ」という、かつて親しかった相手と再び距離を縮める話でありました。そのため過去の親しさと現在の距離感が交錯して「いきなり膝小僧へのキス」などのアクロバティックな展開を生み出しておりました。

 それに対し咲野さんとの恋愛はまっとうに段階を踏んだお付き合い。
 自分の「女の子」に無頓着な咲野さんにドキドキしながら距離を詰めていく主人公と、段々自分の心のありように気づいて行く咲野さん、二人の関係がなんともこそばゆく描かれております。

 が、それで終わったら「キミキス」では無いのであります。

 サッカーで鍛えられたしなやかな足(スパッツ装備)、女の子であることに頓着しない動作が生み出すチラリズム、練習中の体の密着、スクール水着、アイスを舐める唇、どこをとっても描写が艶めかしいことこの上なし。何でこんなに色っぽいのか!

 そして極めつけは温泉の話。
 温泉の中で咲野さんの痛めた脚をマッサージしながら、やがてその脚に口づけ。ピクン、と反応する咲野さんの表情が色っぽい。
 そして温泉から上がって抱き合う二人。浴衣の裾を割って膝を入れてるとか、「れるん」「ビクン」「カクカク」といった擬音が何とも淫靡であります。
 これはもう凡百のエロ漫画よりもエロっちいと言っても過言ではありますまい。
 ――あとがきの下にある「枕」「フロアライト」があるイラストはやっぱりこのあとの展開なんでありましょうか。ドキドキ。

 そんな艶めかしい描写をたっぷり盛り込みながら、物語はあくまで甘やかでくすぐったいような純愛。どれも非常な高レベルで男の子向け恋愛モノとして一つの究極と言っても良いのではありますまいか。

キミキス-various heroines 2 (2) (ジェッツコミックス)キミキス-various heroines 2 (2) (ジェッツコミックス)
エンターブレイン 東雲 太郎

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2007年09月28日

もみじ真魚『わさびアラモードっ!!』1巻

 大和撫子を求めて異国から日本にやってきた金髪少女のアオイ。
 宿泊先の旅館あけぼの屋の若女将・茜に一目惚れしてしまった彼女だが、茜は触れられると相撲技で相手を投げ飛ばしてしまうという困った体質。
 なんだかんだで茜のハートを射止めてあけぼの屋の女将の座に就いてしまったアオイ、彼女の大和撫子まみれの騒動の日々が始まるのでありました。

 スモウレスラーの技を使うちんまい女将や、スクール水着を着せられたくノ一、銭ゲバの双子巫女さん、乙女造り(女体盛りに非ず)など、間違った和風要素満載の女の子がたくさん登場するジャパネスク(?)コメディ。

 日本文化に微妙にズレていて、無駄に果断なアオイが大和撫子を翻弄しまくり、下着姿や温泉シーンといったサービスシーンが山盛り。可愛らしい女の子同士のうれしはずかしな触れ合いと、おバカなやりとりが楽しゅうございます。

 ――かと思えばおちんちんも登場したりするのでちょっと気が抜けません。

 基本的に欲望の赴くままおバカなことを繰り返すアオイ。たまに、何だか真っ当ないいこと言ってるようなこともありますが、よくよく考えてみるとやっぱりおバカなのでありました。ちょっと拙いアオイの日本語が可愛らしさとバカっぽさを醸し出しております。

 可愛らしい大和撫子(?)を、あけぼの屋全館挙げて愛でる様(とそれによって起こる騒動)をお楽しみ下さい。まあ、難しいことは考えずに。

わさびアラモードっ!! 1 (1) (まんがタイムKRコミックス)わさびアラモードっ!! 1 (1) (まんがタイムKRコミックス)
もみじ 真魚

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2007年09月27日

熊倉隆敏『もっけ』7巻

 アニメももうすぐ始まる「もっけ」も巻を重ねてもう7巻目。
 しかし、アニメは何だか不安になるキャラデザであります。
 動いたらまた違う、と思いたいところではありますが――。

 7巻には以下の5編を収録。

・「ソラバヤシ」
 静流の高校の外れにある山から聞こえてくるる音楽の怪。そこにある小屋に入り浸る音楽好きの女生徒と、楽しげに彼女に戯れるモノを見つけた静流は――

・「ヌッペッポウ」
 御崎さんの前に時折現れる肉塊のようなモノ。それを「可愛らしい」と評する静流に対して、御崎さんは「青白い屍肉に見える」と語る。御崎さんの過去が垣間見える一編。

・「テオイモノ」
 柔道の昇段試験を受けた瑞生。先輩の手加減によって合格となってしまったが、そのことに瑞生は納得できず――

・「ノデッポウ」
 高校で新しい友達が出来た静流。しかし、彼女に憑いて障りをなすモノを見てしまい、苦悩した末に自分が「見た」ということを彼女に伝えてしまう。

・「バケジゾウ」
  壊されたり盗まれたりしている地蔵を芙美とともに見て回ることになった瑞生。熱心に活動する芙美に従っていた瑞生だが、守られることも壊されることも別にどうでも良い、と語る地蔵の声を聞く。そんな中、その地蔵を盗もうとする不心得者が現れ――

 静流と同じ「モノが見える」という見鬼の才を持ちながら、その性格・物事のとらえ方は正反対な御崎さん。その峻険な性格から過去に何か原因があるとは思っておりましたが、想像していたのよりずっとハードな体験でありました。
 「ヌッペッポウ」でそのトラウマと向き合う機会が与えられましたが、「弱さを克服する」と、より孤高であることを選択した彼女。

 失敗・不幸の原因を自分の弱さに求め、それを他人との協力ではなく、あくまで自分自身の「個」としての完成・強さを追求することで克服しようとする御崎さん。
 ある種の気高ささえ感じられる御崎さんですが、その姿はどこか痛ましくもあります。そんな彼女の心静流はを開くことが出来るのでありましょうか。

 どうでも良いですが、自分はこの御崎さんのようなタイプの女性キャラにとても弱いなあ……。

 静流と瑞生、仲の良かった姉妹は離れて生活するようになり、それぞれの人生の中で迷い、悩みながら生きております。大人でもない、子供でもない、そんな「境界」にある悩み多き年頃だからこそ、「妖怪」が登場してくるのでありましょう。

もっけ(勿怪) 7 (7) (アフタヌーンKC)もっけ(勿怪) 7 (7) (アフタヌーンKC)
熊倉 隆敏

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2007年09月26日

勇人『はなまる幼稚園』2巻

 うーむ。
 やはり園児達の愛らしさに思わず頬がゆるんでしまう作品であります。

 というわけで、新キャラがたくさん登場する第二巻。
 杏のお母さんで土田先生の高校時代の先輩でもある桜さんや、土田先生の妹で黒髪ロング・ツンデレブラコンのさつき、山本先生の妹の真弓と、園児以外の女性陣が大充実。
 山本先生に続いて桜ママもおっぱい大きいので園児達だけでは満足できなかった人たちも安心。山本先生のスカートめくりもあるよ!

 いやまあ、それはそれとして。

 園児達も、先生達も、大人達もみんな優しげで、ほっこりする話であります。あとは各所でほのかな恋愛感情がかいま見えていたり。土田先生が桜さんに対して抱く微妙な感情とか。
 巻末には書下ろしも収録。杏達の大人になった姿が再び拝めます。

 しかし桜さんの結婚に至る事態って、現実だと合意の上でも色々アウトだよなあ、とかも思ったり。

はなまる幼稚園 2 (2) (ヤングガンガンコミックス)はなまる幼稚園 2 (2) (ヤングガンガンコミックス)
勇人

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2007年09月24日

安永知澄『わたしたちの好きなもの』

『やさしいからだ』で肉体感覚を通じて爽やかに、且つどこかエロティックな瑞々しい作品群を描いた安永知澄が、今作では原作に河井克夫、上野顕太郎、しりあがり寿をらを迎えて放つ異色のコラボレーション短編集。

 帯には

 「ここに漫画の新しい可能性がある」のか、それとも、「おっさん達が若い娘をもてあそんでる」だけなのか。

 とありますが、いや全くその通りで、自分の作風とは全く異なる個性の強い三人から提示された原作を安永知澄が如何に自分の作品として描き上げたか、という非常に実験的要素の強い作品集であります。

 収録されているのは以下の4編。

「わたしたちのすきなもの」(原作:河井克夫)
 父親と二人で暮らす少女。彼女が好きになった男性はなぜか皆行方不明になってしまう。その原因というのは――

 少女の恋愛とそれを見守る父親という構図をもの凄いトリッキーに描いていてちょっと凄い。ダメ男に依存してしまった後の少女の心情描写がまた巧いですなあ。

「ちぬちぬとふる」(原作:上野顕太郎)
 世界から隔絶された施設で育った少年少女。そこで博士が企てる「実験」とは何か――

 ウエケン節全開の巨大な労力を費やして下らない事をやる系のネタ。
 安永知澄の画でこれをやられるとまた別の面白さがあります。それにしてもバカだなあ(褒め言葉)。

「カノン」(原作:上野顕太郎)
 引っ越しの際に見つけたパッヘルベルのカノンのCD。そこから呼び起こされる少女の胸を痛めた記憶。
 自分より大きな存在が見せる「弱さ」に対する戸惑いと拒絶。幼い日の言葉に出来ない痛々しい思い出を切なくなる筆致で描いております。
 個人的にはこれが収録作品中で一番好きです。

「なぎ」(原作:しりあがり寿)
 生まれた娘は17歳になると行方不明になるか死ぬと、いう言い伝えのある家の少女・なぎ。17歳の誕生日を前にして、彼女の体に変化が――

 怪奇・伝奇モノかと思いきやちょっと想像できないオチをつけてきた作品。前半の重さと、ラストのバカバカしさのギャップが面白い一作。


 というわけで、どれも全くタイプの異なる話で、こんなバラエティに富んだネタ振りをされてもきっちりと自分の作品として仕上げている安永知澄の力量は大変に素晴らしい。この企画自体、無茶やってるなあ感がありますが、試みとしては非常に面白かったと思います。
この難題をこなした安永知澄が次の作品で何を書いてくるか実に楽しみです。

 この作品単体としては、安永知澄の既刊の作品を読んでいる人間には非常に興味深い一冊ですが、未読の人にはこの企画のスゴさが伝わりにくいかもしれません。未読の方は是非『やさしいからだ』『あのころ、白く溶けてく』を読んでから本作を読むことをオススメします。

わたしたちの好きなもの (BEAM COMIX)わたしたちの好きなもの (BEAM COMIX)
安永 知澄/河井 克夫/上野 顕太郎/しりあがり 寿

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posted by 凡鳥 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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